がいちさんのブログに啓発されて、
リーダー(指導者)について考えてみる。
まず、民間団体(組織)のリーダー。
民間の団体は、大きく3つに分別できる。
一つ、
社会に役立つモノやサービス(精神的サービスも含む)
の提供を目的とするもの。
社会的責任を果たしている企業や民間団体(ボランティア団体も含む)
また、儲け本意でない宗教団体など。
一つ、
特定の一族、特定の宗教、特定の利益団体(思想集団など)の利益のみを追求し
社会的責任を果たそうとしない団体(組織)。
反社会的集団のことだ。
一つ、
表面的には遵法であるが、実態は私利私欲の団体(企業)。
法すれすれのところで活動している。
上記の中で
リーダーについて考察する必要があるのは、
最初にあげた社会に役立つ団体だ。
社会に役立つモノとサービスを提供し、
かつ、雇用を維持し、活動を継続的に行うためには、
人事や財務などの適切な運営が不可欠。
当然、内部監査も重要事項。
多くの人を雇用する団体、
地方自治体や国家機構も同じだ。
適材適所は理想の題目ではあるが、
現実は不可能。
人の個性など誰にも分からない。
やらせてみないと分からない。
入社時の選抜など、ほとんど無意味。
一見だめそうな人が
意外にできる場合が多い。
人は最初、
いろいろと経験させるのが一番。
失敗しても、他の部門がある。
そのうちに適性が見えてくれば、大成功。
むしろ、心配なのは、
最初から上手にすいすいといくタイプ。
どんな人も、
失敗しないと成長できない。
失敗は早いほどいい。
管理職になって失敗されたら、
会社がつぶれてしまう。
(東芝のように)
部下を褒めるのは、不必要。
自己管理ができない人になってしまう。
自己評価ができない人になる。
失敗をけなすのもよくない。
失敗は誰でもある。
別のチャンスを与えればいい。
上司の責務は、
部下が自分の代わりができるようになること。
自分の仕事を部下がするようになれば、
上司の役目は終了。
そういう上司は良い評価となる。
いつまでも
代わりが育たない上司は、交代させなくてはいけない。
組織のリーダーの役目の第一は、
機敏な目標転換。
社会環境や時代の流れを読み取り、
企業の方向を速やかに変えていく能力。
リーダーが方向転換するには、
企業内部の実力の
正確な把握が不可欠。
組織の現状を知らずに、
方向は変えられない。
つづく