北の金王朝が何を考えているのか、

推測してみる。

 

我が身がかわいいというのは、

人として、当たり前の思い。

自己保身。

 

戦前の日本も、

体制(国体)保持が、

支配階級の固定観念だった。

 

正当な理由は、いくらでもつくれる。

美しき日本の伝統とか。

日本民族の優秀性とか。

 

何よりも、身内の敵が一番、怖い。

治安維持法で

過剰な取り締まり・弾圧。

 

北の金王朝も、同様、

身内の敵が最大の脅威。

超法規的取り締まり。

強制収容所。

 

中国は当てにできない。

中国は利用するが、干渉はさせない。

自主独立の精神。

 

国土防衛は

核とミサイルだけが、唯一の希望。

 

金政権を支える人は、

軍隊を中心に、約10%の特権層だろうか。

そして、秘密警察で全国民を見張る。

何をするにも、二人一組で

相互監視、密告の奨励。

 

体制は、かろうじて、

維持されている。

 

多分、中国は実情を知っている。

しかし、北の崩壊は望ましくない。

 

穏やかな対応を

国際社会へ訴えるしかない。

 

金さんが何を考えているのか、

多分、

国土発展と経済成長が一番の頭痛の種だろう。

金さんも馬鹿ではない。

 

しかし、独裁者には

正確な情報はあがってこない。

部下たちが忖度する。

 

現状では、

北の発展は望めない。

発展したくても、国内に余力がない。

食べ物さえない状態。

資材となるモノもない。

 

国際社会の支援以外には

発展の道はないのに、

その道を閉ざしている。

 

核とミサイルに頼るが故の

ジレンマ。

 

金さんの

ストレスは、すごいと思う。

さらに、暗殺も注意しなくてはいけない。

居場所は、特定されないように絶えず移動。

 

テレビでは

明るい顔をしているが、

実際は、違うはず。

 

ヒトラーも東条英機さんも、

大悪人ではない。

実態は、ごく普通の人。

 

同様に、

金さんも、ごく普通の人。

だから

人として耐えられる極限を体験していると

推測できる。

 

国際社会は、

リングにタオルを差し出す時期に

近づいているのではないだろうか。

 

少なくとも、

北の飢餓状態の民衆への

支援は、絶対に必要だと。

私は思う。

 

できれば、

中国を中心にして、

ロシア、韓国、日本で、協力して

大規模な経済支援をしなくてはいけない。と

私は思う。

 

しかし、現状の北は

プライドが高いから、

ダメかもしれない。