先日のブログで平凡が一番と書いた。

その趣旨は、

 

ひとの脳が対応できるのは、

家族や一族、

もう少し拡大しても小集団。

コミュニティの範囲。

 

顔の見える、

日常的に接している人々に対しては、

ひとは安定した関係をつくることができる。

愛や友情や信頼の関係。

 

不特定多数を相手に

関係をつくるのは、

ひとの能力を越えていると思う。

 

例えば、

スターになる。

政治家になる。など、

 

いずれも、

自分のある面だけを強調するイメージが作られる。

自分の実像とは、異なる虚像が

独り歩きを始める。

 

自分を虚像と重ねて、

自己欺瞞を感じないように、

自分を欺く生き方を強制される。

 

スターや政治家の多くが、

私生活を厳重に管理して

プライバシーを大事にするのは、

このためだ。

 

一般の庶民は、

隠すことがないので、

プライバシーは不要。

 

ただし、

現在、プライバシーを悪用する商売があるので、

庶民も気をつけなくてはならないが。

 

スターや政治家になることは

本来のひとのあり方からすると、

とても危険な生き方。

 

ストレスや緊張や不安が

つきまとい。

精神的な健康維持が難しい。

 

平凡とは、

ひと本来の生き方に適した生き方。

なのだ。

 

つづく