前回「学ぶことは、人生最大の喜び」

と書いた。

 

学びには、いろいろある。

ベクトル解析や電磁気学、

碁や将棋、

昆虫や魚、

人間の心理、

雲などもおもしろい。

 

音楽や絵もある、

どんなことでもいい。

何でもいい。

 

できれば、あまり人がしない変わったことの方が

人類初の発見につながるかも知れない。

 

実用性や生活の役に立つかどうか、

収入など実益があるかどうかは、

考えない方がいい。

本人の個性と収入には関連がない。

 

大事なことは、

そのことに、

のめり込めるかどうか、

食べることも忘れるくらい熱中できるかどうか、

楽しくて、眠る時間も惜しくなるかどうか。

基準はそこにある。

 

学校で

そんな楽しみを見つけるのは、

ほぼ、不可能だろう。

 

生徒たちが一斉に揃ってやることは

個性とは別のもの目指す。

 

嫌々は

全て投げ捨てなくては、

本当の楽しみは分からないかもしれない。

 

ただし、

他人の生活に介入するストーカーや

社会の安全や信頼を傷つける犯罪などを

楽しみにするのはやめよう。

一生続けられる喜びにはならないから。

 

何かを学び続ける喜びを知ったら、

生きることは、

とても(容易)

たやすくなる。

楽になる。

 

学びには、上等や高級はない。

全てが平等。

 

宇宙の法則を知るのも、

新しい昆虫を見つけるのも、

大空を飛ぶのも

人それぞれだ。