各種調査から見ると、
毎日の生活、暮らしを
幸せと感じる人。
日本の場合、約30%。
どちらかと言うと、ほどほど幸せ
を加えると、
約60%が満足している。
不満ばかりで不幸せは約20%。
残りの20%がどちらでもない。
60%も現状に満足している社会は、
ほぼ理想に近いのではないだろうか。
世界を見ると、
ブータンなどの国を除き、
だいたい同じだろう。
シリアやイラクなど混乱の只中にある国々は違う。
中国やインドは、約半数ではないかと思う。
ヨーロッパやアメリカなどの先進国も
日本とだいたい同じだろう。
現在の地球人類社会は、
歴史上で、もっとも安定した時期にあると、思う。
しかし、北朝鮮は例外。
飢餓線上にあるのが、約20%。
とても不満が約40%だろう。
どちらかと言えば不満を加えると80%が不幸ではないだろうか。
かろうじて、体制が維持されている。
幸せを感じる能力は、主に、
生活環境と個々人の感性に依存する。
不満をもつのが当たり前の環境では、
幸せになるのは難しい。
アメリカを除く先進国で、
宗教は魅力を失いつつある。
幸せになるのに、
宗教がいらなくなっているのだろう。
私の生活の中で、
瞑想や座禅は大きな働きをしている。
しかし、宗教心はない。
ひとの一生は、
たかだか、80、90だが、
長く生きると、くたびれる。
もう、これくらいで
終わりにして欲しいと。
願うときが、
死期かと思う。
永遠のいのちなどは、
願い下げにしてほしい。