現在の人類社会には、

多くの分断がある。

 

例えば、富者と貧者、

既得権層と見捨てられた人々、

出自や人種による差別、

テロ組織と見なされた集団と取り締まる集団

健常者と障害者

また

目に見えない壁も多くある。

 

まず、

学校教育が

差別を助長しているのではないかという

私の疑問がある。

 

ひとは生まれてからの

生育環境で

小学入学前に、すでに

甚だしいハンデがある。

 

義務教育の段階で、

そのハンデの多くは、固定される。

 

日本の教育には、

子どもを平等に扱う精神はないのだろうか。

 

教師に従順で成績の良い子は

それなりの扱いを受けるが、

反抗的な子の多くは無視される。

その結果、

甚だしい差が生まれる。

 

教育は、

社会に適応して成績が良い子は

放置してもいいから、

成長が心配な子どもたちに対して、

教育エネルギーを

集中するすべきだと思う。

 

現状は真反対になっていると、

私は感じる。

 

確かに、特別支援学校や学級で

あたたかい指導を受ける子どもたちはいる。

支援が必要な子どもたちは約7%という調査もある。

 

山口県では義務教育段階の就学援助率は約26%。

都市部では30%以上の子どもが貧困に陥っている。