今朝の新聞、

ネット検索サイトの問題が提起されていた。

個人情報、プライバシー、

「忘れられる権利」など

 

未来社会について考える

 

社会の安全のためには、

精神的に病んでいる人に早期に気づき、

早い治療や支援が必要。

精神的な病のほとんどは、本人を傷つけるものだが、

少数、社会に有害な影響を及ぼすからだ。

例えば、不特定多数の人々を巻き添えにして自殺する衝動など

 

人々への監視はどのようになされるのか。

 

未来社会について、以前のブログでも書いている。

生まれてくる子どもたちは、原則として社会の責務で育成する。

親は愛情を与えるのことだけが求められる。

(愛情を与えることができない未熟な親は親業教育が必要になるが)

 

社会で、意見の相違は最大限尊重され、

誰も皆、おのれの意見を臆することなく自由に表明できる。

寛容で、多様性を受け入れるあたたかい雰囲気。

 

多様な出身、育った文化の違いがあっても、

その異質性をぶつけ合い、

許容できる社会。

 

民主的に代表者やリーダーを選出し、

合意に至れば、

協力しあえる社会。

 

つまり

安全な社会は
隣に暮らす隣人が、どのような趣味や個性をもっているのか、
だいたい把握できる社会。

地域社会の人々の触れ合いや、信頼関係が
濃厚に形成されている社会。

 

そのような社会をつくるためには

人々の個性や好みなどが

ある程度、正確に把握される必要がある。

 

子どもの育成は社会が責任をもち、

子どもたち、一人ひとりが、

成熟した大人たちによって、成長の過程を見守られ、

要するに監視されるのだ。

(監視という言葉は適切ではない、見守られるという感じ)

 

地域社会の全ての住民が

個々の個人情報を互いに知り合い、

お互いに情報アクセスが可能な社会。

 

つまり、ほぼ100%見守られている社会。

 

個人情報には、

病歴や治療歴など、全ての健康情報。

誕生から全ての経歴、職歴などの情報。

家族や友人関係も含まれる。

 

しかし、本人が何を考えているか、

どのように感じているか、など、

は分かりようがない。

 

そして、それらの情報が、

個々人の不利益になるような使われ方、

例えば、痴呆の傾向を知って、騙そうとするなど。

あるいは、かっとなりやすい性格と知って、意図的に刺激するなど。

そういう事件が発生したときの罰則を設ける必要がある。

 

未来社会においては、

現在社会で認められているようなプライバシー権は

不要になると、私は思う。

 

遺伝病などの先天的疾患をもつ人が結婚する場合は、

互いに納得することが大事だ。

 

その前に、結婚制度もなくなるが、

(これは以前のブログで説明している)