もし、江戸や明治の住民が、今の日本に来たとしたら、
違う民族に征服されたのだと、勘違いするかもしれない。
ここ半世紀で、日本人の外見は大きく変わってしまった。
昔読んだ本に書いてあった。
日本はアメリカと並ぶくらいに名字の多い国だと。
つまり、日本は古来、移民がつくった国なのだ。
百年後には、もっと変わるというのが、私の予想。
移住労働者を増やさずに、国の経済繁栄を維持できない。
人工知能の発達で不要になる仕事も多いが、
人が相手の仕事、例えば教育や看護介護などのサービス業は
ロボットによる代替は難しい。
これからの時代は、世界中で人手があまるようになる。
経済は、豊富にあるものを優先的に使い、
貴重資源は倹約するのが自然な流れだ。
人手が多いから、労働時間の短縮、ワークシェアが
より一層進むようになるだろう。
今朝の朝日新聞、
日本における移民問題が扱われている。
移民問題を研究している本、
「移民の経済学」によれば、
移民の増加は、どの国においても、
経済発展に寄与するという調査結果。
21世紀末には、世界共通の税のルールが成立するだろう。
どの国で生産しようと、企業への課税は公平になされるようになる。
所得税から資産税へのシフト。
公平な企業課税。
格差是正は世界的な規模で行われるようになる。
21世紀中に、国境がなくなるというのが、
私の予想だ。
尖閣とか千島列島とかいう問題は、消えることになる。
思いつくままに新年の思いを書いた。