今朝の朝日新聞の天声人語を読み、
大きな違和感を感じた。
今月下旬に安倍首相が訪れる予定の真珠湾、
「慰霊の言葉とともに、日本がなぜ無謀な戦争に
なだれ込んだのかを語ってほしい。」と書いている。
筆者は太平洋戦争に流れた時代の雰囲気を知っていると思う。
最後まで戦争回避を模索した外交交渉、
しかし、土壇場でアメリカは交渉をほぼ放棄した。
日本が開戦を決め、戦争準備を進めているのを知っていたからだ。
日本の開戦は、あらゆる面でアメリカにとって有利だった。
三国同盟を破棄し、南方からも中国戦線からも撤退すれば、
開戦は避けられた。
そんなことができただろうか。
クーデターでもすれば、可能だったかもしれない。
しかし、大日本帝国軍が、そんなことをする可能性はゼロ。
朝日を初め、マスコミは開戦を歓迎していた。
この天声人語は、何を言おうとしているのか、
私には全く意味不明。
敗軍の将は兵を語らず。
多くの将が自死している。
もし、私がその当時の学生なら、
進んで、特攻隊に志願していたと思う。
今日の天声人語の筆者は、
自分は真実を知っているという傲慢さが露骨。
あまりにも、
人をバカにした文章。