昨日は高校同窓会「古希の会」

約90名の参加者。

 

友人とふたりで二次会に行った。

高校時代の弁論部の仲間。

 

時間があれば、

もっと話したいことがあったが。

高校卒業以来、出会うことはあっても、

ゆっくり話すのは初めて。

次に会えるのはいつになるだろうか。

先がわからない年齢になった。

 

彼は、高3のとき、

進学先の決定に悩んだという。

現役合格が奨学金の条件だったからだ。

悩んだ末に、合格確実な九大農学部を選んだ。

入学後は学生運動に邁進。

(私も同じだが、党派が違う)

 

彼は卒業時に、公務員試験に合格。

しかし、思想不穏ということで不合格。

学生結婚していた彼は、

生活安定の道を探し、弁護士に。

学生時代の理想を失わず、

以後、一環してぶれることなく活動している。

 

70だから、少しゆっくりしたら。と

私が言うと。

笑っていた。

 

彼の住む地域の

貧しい人々や障害者、様々な差別を受けている人々、

社会の豊かさから見捨てられた人々のために

彼は懸命に動いている。

そして、家庭サービスも忘れていない。

 

私の同級生の誇り。

しかるに、同窓会で彼がマイクを持つと、

誰も耳を傾けない。

そんな同窓会は魅力ないと、私は思った。