最近見たニュースで印象に残っているのは、
吃音者が障害者手帳を取得した経緯を書いたもの。
(全言連ニュースNo135)
大学生が就活に役立つと思い、
手帳取得に至ったもの。
私の大学時代はこのような特典はなかった。
吃音者が就職活動するのは、
ハンデが大きすぎる。
正常者と競争となると、
まず、諦めるのが普通と思う。
しゃべらなくてもいい職種を選ぶか、
(そんな仕事は稀)
特殊技能で売り込むか。
いずれも大変。
教職などはまず無理。
営業も難しい。
しかし、吃音でも
何とかやっている人はいる。
その人なりの苦労で、
発声のこつを身に付けた人。
通常、そのこつは本人しか使えない。
誰もが使える方法ではないから。
手帳を取得するのは、
吃音者が就活するには、
不可欠な道だと私は思う。
勿論、手帳がなくても、
できる人はいるが。