昨日は、天使(娘)の障害者手帳更新の診断手続き。
近くの病院へ。
ついでに、
入院している知り合いの見舞いも。
近所の先輩で、
中学時代は、校舎の2階から
飛び降りることができたほど、
身体能力が優れていた。
中学時代、陸上で新記録を出したとも聞いたことがある。
しかし、在日2世で差別され続け、
その反発で、中学も中退。
以後、独力で道を切り開き、
近所に店を出した。
奥さんがとてもいい人だったが、
誤診で白血病の発見が遅れ、
闘病も間もなく亡くなった。
子どもたちは私の塾に来た。
二人とも良い子だった。
55才くらいで、糖尿病から脳梗塞。
私の母と同じケース。
術後の後遺症が重く、寝たきりとなる、
今は胃瘻、気管切開、
眼も見えなくなっている。
勿論、声は出せない。
私の声で、私の識別はできる感じだが、
会話ができないので、
こちらの一方的な話しかけになる。
すでに、20年近い入院生活。
だんだんと不自由になっている。
今は身動きもできない様子。
ベッド脇のテレビも付けていなかった。
私にはもう一人、
寝たきりに近い友人(81歳)がいる。
彼は生来の小児麻痺。
小中と成績が良かったので、
高校進学を望んだが、
その頃は、身体障害者は高校へ行けなかった。
中卒後は自活しなくていけない境遇。
牛乳配達をしながら暮らした。
歩くのが不自由で、牛乳配達は大変だったと思う。
最後は自分の店をもち、数人雇うほどに成功。
生涯の独身。
詩を書くのが趣味で、
詩集を10冊くらい出版。
売れた本もある。
地域では有名人。
小児麻痺からの障害が色々とあり、
言語障害はひどく、
会話は主に筆談。
65歳の頃に、自動車学校に通い免許取得、
その後、数年、車で買い物していた。
その頃、彼の車を使い、
私達夫婦と3名で一泊の小旅行に行ったことも。
私とは30年くらいの付き合い。
私の娘が病気になってからは、
年に数回程度の訪問。
2年前に体調悪化し、ケア施設に入った。
時には彼のところへも、
見舞いに行かなくてはいけないと思うが、
行っても、話しが発展しない。
パソコンは使えるのだから、
ネットにつながれば、まだまだ楽しみが作れると、
私は勧めるのだけど、
彼は頑として聞かない。
全てを諦めたような。
最後を悟ったような感じで、
会話が続かない。
彼とは、どのようなおしゃべり、
どんな話をしたらいいのか。
私は分からない。
下記のグログ、
すごく感動したので、リブログします。