ハローワークの職業紹介に従事する職員は、
70%が非常勤である。
彼らの仕事への熱意はどの程度であろうかと、
少し疑問を感じた。
勿論、仕事それ自体はやりがいのある、
対人サービスの高度な熟練を要する仕事だ。
本気で取り組めば、とても疲れる業務だと思う。
仕事の密度に比べて、報酬が少ないとするなら、
モチベーションを維持するのが
大変になるだろう。
学校の教師も、現在、非正規が増えている。
約30%(?)か。
彼らも勤務内容と報酬の格差を重く感じるかもしれない。
自治体の福祉関連の職場も、
非正規の多い職場だ。
私の探検の予定は、しばらくは、こういう方面になるだろう。
私は68才まで働き、現在は無職。
無職になることは、
とても自由になることだと感じている。
お金を稼がなくてもいい。
仕事をしなくてもいい。
年金はわずかだが、今のところ困らない。
一日中、好きなことをできる。
子育てしている現役世代や若い人々にとって、
お金が生活のすべて、
と感じている人が多いのではないかと思う。
70くらいになれば、
お金はそんなに重要なものでなくなる。
お金以外に大事なことがいっぱい出てくるからだ。
例えば、地域のコミュニティ活性化を考えるとき、
ビジネスというよりも、
ボランティアの面が中心となる。
お金では買えないものが一杯あるのだ。