昨日から妻が東京へ、孫の世話のため。

我が家は娘(天使)と二人きり。

久しぶりに天使の着替えと化粧をした。

女性の下着を着せるのは難しい。

化粧はもっと難しい。

 

さて、中学生へ伝えたいこと、その3

 

自分のこころの声に耳を傾けるスキル。

 

私の70年の人生、

このスキルを実践したおかげで、

たびたび難関を乗り越えたという思いがある。

 

とても単純なスキルだ。

 

まず、一人きりにならないといけない。

近くに人がいるとじゃまされる恐れ、

他の人がいるだけで、そちらに注意がそれるから。

 

出来れば静かな部屋がいい。

自室にこもるのが一番。

 

あぐらで座る。

若い人は体が柔らかいので、

尻の下にクッションを敷かなくても、

両膝を床に接着させることができるかもしれない。

 

普通は、尻に座布団かクッションを敷いた方が

座位を安定できる。

 

背骨をまっすぐに伸ばす。これが大事。

尻と両膝で身体を安定させる。

両足はももの上にのせてもいいし、

床に付けてもいい。

 

坐ったままの座位で

半時間は安定できる姿勢にする。

ぐらぐらするようではだめ。

 

背筋を伸ばすのが一番大事。

頭のてっぺんから尾てい骨まで、まっすぐにする。

まっすぐにしないと安定しない。

両手はお腹の下くらいで重ねて落ち着かせる。(自分の好みでいい)

 

それから、目をつむる。

目を開けていると、目から余計な刺激が入る。

(座禅は半眼でする、私の方法は座禅ではない)

 

これから、大切な呼吸法。

 

すべて、鼻で呼吸する。

息を吐き出すとき、できるだけゆっくりするのが肝心。

吐き出し終わったら、息を吸うのは身体の本能に任せる。

ゆっくりと吐くとき、数をかぞえながらしてもいい。

数をかぞえるスピードを、心臓の鼓動に合わせるのもいい。

 

静かな部屋で目を閉じて、背筋を伸ばし

ゆっくり呼吸していると、

色々な思いや考えが浮かんでくる。

 

今、自分が一番関心のあること、

気がかりなことが、自然と浮かんでくる。

 

色々なイメージや感情が浮かんでくる、

繰り返し繰り返し同じ思いが浮かんでくるなら、

少しの間、その思いに身を任せるのもいい。

飽きてきたら、別の思いに移ってもいい。

 

30分程度、思いから思いへと

漂っていく。

海に浮かんで、潮の流れに身を任せる感じで、

自分の中の、いろいろな思いを感じていく。

 

疲れたら、休んでいい。

できれば、毎日一回。

この瞑想のスキルを実践する。

 

続けていると、

だんだんと

自分が知らない内面の

いろいろなこころに気付くようになる。

 

とても、簡単なスキル、

でも、

こころが落ち着く。