小・中と学級委員、高校は弁論部。

大学では自治会。

吃音だが、人の世話は馴れていた。

結婚した頃、初めての中学同窓会をした。

現住所名簿もなく、顔見知りだけ集めた。

30名は超えていた。

しかし、女性は誰も来なかった。

 

次に開いたのが、38才の頃、

家を新築してひと段落。

現住所を調べ、名簿作りから始めた。

各クラスの幹事に女性を入れて。

約360名の卒業生のなかで、

百名近い顔ぶれが集まり、大盛況。

昼から初め、解散したのが、夜中の12時を過ぎていた。

それから、4~5年ごとに開催。

その間に、20名前後で幹事会は、

何回開いたか分からないほど。

還暦からは間が空いて、

古希の同窓会を秋に開く予定。

正直、同窓会は飽きた感じ。

 

今、余分な金があれば、

結婚式をもう一度やりたいと思う。

金婚式になるが、50年前の結婚式に来てくれた仲間を

もう一度招待してみたい。

結婚当初は、貧乏で、新婚旅行にも行かなかった。

式も会費制で、一人2千円。

時間だけは長くて、夕方5時から初めてキャンドルサービス、

伴奏なしの歌、おもいおもいの祝辞は全員の席を二回まわり、

9時くらいまで続いた。

新郎の私が一番酔い、くつろいでいた。

参加者の気持を考えずに、私だけが楽しんでいたのではないかという

反省の念が今も残っている。

遠くから来てくれた人もいたのに、

式の前も後も、もてなした記憶がない。

私は式が終わりすぐ、ホテルに帰り、バタンキュウ。

翌日は大雪。新居の片付け。

遠方の友人たちを見送りにも行かなかった。