松下竜一著「母よ、生きるべし」を読んだ
松下竜一氏も中村天風と同様に
青年期に重病にかかり
数年以上も苦しんでいる
天風さんは悟りを得て病を克服
以後は思うままに力を発揮し
天命を全うする
松下氏は
その後の人生をあえぎながら生きる
学歴なし、体力なし、財産なし、定職なしで
愛、結婚、家庭、よき市民として、
市民運動に、作家に、
いずれも誠実に律儀に
20世紀の日本を生きる
彼の本を読むと
人となりがよく分かる
ひたむきさ
一途さ
優しさ
私よりも10歳先輩
悩み、苦しみ、
迷いながらの人生
しかし、
多くの支援者や理解者に
囲まれ
幸せな人生だったと思う
尊敬する先輩だ