競歩メジャー化計画始動! | 園原健弘 静かに歩け

園原健弘 静かに歩け

「NO疲れた。ヨ・フォルテ(私は強い)」
そう言いながら、静かに歩いています。

日本選手権20KM競歩でレースアナウンサーをさせて頂きました。

レースでの実況・解説をレース進行を見ながら行う訳ですが、いろいろ気を遣いましたね。
テレビの解説のように選手の耳に入らない形であれば、見たまま、思ったままを口に出来るのですが、選手も聞こえているということを前提に考え、レース展開に支障のないように、マイナスにならないようにと思いながらしゃべりました。

例えば「オーバーペースですね。」とか「ピッチが鈍った。」とか「動きが悪い。」とかは思っていても言わないように。


しかしレース後の選手のコメント見て「最後の1Kmで記録やオリンピックの事を言われ、自分を見失った。」というものもあり、あ~応援したつもりが力ませてしまったな~などと反省しています。

それと、今回のこの試みに背景には陸連が本気で競歩をメジャー化しようと動いていてくれる事もあります。事前に事務局にて何度も打ち合わせを行い、強化はうまくいっているので、あとは競歩の大衆化というか人気化作戦をということです。

もちろん、オリンピックでメダルを取るというのが一番の近道です。それとともに競技会も見ていて楽しい、興奮する、感動する、というような大会にしたいというところからのスタートでした。

陸連主催大会と言っても実際に運営して頂くのは兵庫陸協ですので、兵庫陸協にも事前にこの陸連の想いを伝えておこう、ということで1月には兵庫陸協の幹部のみなさまと打ち合わせもさせて頂きました。

一般の市民マラソン大会がエンターテイメント化していく中で、競歩が昔ながらの記録会では一般のみなさんの共感は得られないと、過剰な演出しないまでも少し観客のみなさまにもいろいろ情報出して行こうということで、今回のレースアナウンスとなりました。

BGMひとつでも悩みました。当日の朝まで悩みました。24時間テレビのような日本の歌詞による盛り上がりも演出できる準備もしておきましたが、当日、選手やコーチたちの凛とした雰囲気を見て、BGMは日本の歌詞なし、メロディーもあまり感情移入させないもの。選手のパフォーマンスで感動してもらおうと即決出来ました。

その思惑通りにレースは国内でもこれだけ迫力ある拮抗したレースが見れるんだというほど、いいレースでした。男子20KMのレース詳細はこちらを読んで下さい。陸マガの寺田さんのWEB

凛とした雰囲気でしたね。また雰囲気だけでなく、選手やコーチ、陸連スタッフ、陸協スタッフ、すべての人に凛とした雰囲気を感じました。

陸連事務局長の風間局長が、「競歩の選手もみんなに顔と名前が一致するところまで行かせようよ。」と言ってくれました。

森岡、山崎、川崎までは解るけど、私も他の選手はまだ解らないかもしれませんからね。ここからですね。

次は3月11日(日)石川能美競歩大会が選考会です。