ロワールのほとりで。 -2ページ目

ロワールのほとりで。

パリからロワール河のほとりの街に引っ越しました。失業から起業に向けての活動や子育てのことなどつづります。

最後のアトリエは、chiffrer mon projet(プロジェクトを算定する)。

 

会計関係のことなので、興味ない人にはまったく面白くないと思いますが、自分への覚え書きとして記録しておきます。

 

今回は男性2名、女性4名の計7名。

 

いつものように自己紹介から。

 

もう4回目だから慣れてきたのもあって、スラスラと話せます。

 

これまでのアトリエで会ったことのある、心理セラピストの女性や、民宿をやりたい男性もいます。

 

あとは自宅でスポーツインストラクターをやりたい男性や、ハーブ関連のことをやりたい女性など。

 

そして今日の議題は、

 

1.プロジェクトを正確に算定する。

 

2.プロジェクトを開始するのに何が必要かリスト化する。

 

3.どのように資金を調達するか。

 

4.この活動で生活が成り立つのか。

 

の4つ。

 

まずは必要なものをリストアップしましょう。

 

-事務用品

 

-会社登記費

 

-広告宣伝費

 

-事務所の賃料、敷金、整備・工事費

 

-在庫確保

 

-インターネットサイト開設

 

などなど。

 

それから財源をリストアップ。

 

-金銭出資と現物出資(自分の貯金や周りの援助など)

 

-銀行融資

 

-助成金(地方自治体が融資する利率0%のものがお薦め)

 

-クラウドファンディング

 

-Pôle emploiやBGEの支援

 

そしてそれぞれの金額を合計する。

 

財源が必需品の合計金額より少なかったら最初から赤字なので、同額になるように調達しなければならない。

 

この活動で生活が成り立つかを測るには、総売上高から諸経費を差し引いて、収益が出るか損失が出るかを見る。

 

総売上高を見積もるには、以下のことを考慮に入れる。

 

 -顧客数は?

 

 -開業日は?

 

 -季節的変動はあるか?

 

 -自分への給与は平均していくらぐらいか?

 

そして毎月どのくらいの固定経費(賃料や交通費など)がかかるか見積もりを続けていく。

 

そのほか、

 

-社会保障費の負担金(Micro-entrepreneurは初年度ゼロ)

 

-借金がある場合はその利子

 

-もろもろの税金

 

-事業者用の保険の支払い

 

-事業者用の銀行口座開設・維持費

 

なども考慮にいれること。

 

あとは12か月の会計プランを各自のカウンセラーとともに作るべし、ということで終わり。

 

最後は質疑応答タイム。

 

私のカウンセラーはMicro-entrepreneurでもcompte professionnelを開設するのが義務だと言ったけれども、本当はどうなんでしょう?と聞いてみました。

 

すると講師も複数の参加者も、いや義務ではない、銀行側は義務だと言って強制的に開設させようとするけど、貸付がなく事業専用として新たに設けるなら普通の口座でもいい、と答えました。

 

Compte professionnelの口座維持費は、普通の口座より高くつくので、なるべくなら開設したくない。

 

(後日カウンセラーに確認したところ、やはり義務ではないとのこと。)

 

他に質問するひともおらず、おしゃべりな人もいなかったので、予定より45分も早く終わってしまいました。

 

今回のアトリエは、みんなで意見を出し合ったりディスカッションしたりするのとは違って、講習会みたいでした。

 

でもそろそろ真剣にプロジェクトに取り組もうという精神状態になりつつあるので(まだ完全にはなってないけど)、なかなか興味深く感じました。

 

難しい言葉も何度も聞いていると覚えてくるもので、ちゃっちゃとメモを取る余裕も出てきました。

 

自己紹介とメモ取りが上手になったのと、用語を覚えたこと、それだけでも4回アトリエに参加した甲斐があるってもんです。

 

 

日本の母からマキシムにクリスマスプレゼントが届きました。

プラレールセットで大よろこび!

早速お部屋にレールを敷き詰めて遊んでいます。

今回は無事に荷物が届いてよかった~。

毎回届くまでドキドキ。

というのも、数か月前、妹がSAL便でマクシムの誕生日プレゼントを送ってくれた時のこと。

通常SAL便は2週間前後で着くはずなので、どきどきしながら待ってたんだけど、なかなか来ない。

嫌な予感がするなあ、と思っていたそんなある日、ピンポーンと誰かやって来た。

おっついに荷物か?と思ったら、一人のおっさんがいて、こう言いました。

「もしかして荷物が届くのを待っていませんか?実は私は〇〇通りのマンションの管理人なんですけど、マンションの入り口に荷物が放置されていたんです。あて先を見ると、うちの住所じゃないし、こんな名前の住民もいないので、送り主に送り返そうとも思ったんですが、念のためあて先のところへ行ってみようと思ってこちらへ来ました。」

で夫がその管理人さんといっしょにそのマンションへ行ってみると、ありました!我が妹からの荷物が!

そのマンションは、隣近所ですらなく、通り名も違うし、徒歩2、3分離れたところです。

そんな全然関係ないところに荷物を放置して帰っちゃうなんて、配達員ひどすぎる!!

不幸中の幸いで、その管理人さんが親切だったからなんとか荷物を受け取れたけど、紛失してもおかしくない状況でした。

よくChronopostの悪評は聞くけれど、その時はSAL便だったのでColissimo経由。

Colissimoおまえもか。

Colissimoって郵便局員が配達してるのかと思ったけど、今ではこれも下請けにさせてるのか?

なんかどこもかしこも大手企業は下請けにやらせて、仕事の質・サービスが低下しているように思える今日この頃。

夫が郵便局のサイトからクレーム出したけど、音沙汰なし。

ひどいものです。

そんな苦い思い出もあったので、今回母がプレゼント送ってくれるって言ったときはすかさずEMS便でお願いしました。

でChronopost経由でちゃんと届きました。

しかし単に荷物を受け取るだけなのに、毎回ヒヤヒヤするなあフランス。。。

面談までにやるべきことがいろいろあったんだけど、ちょっと現実逃避していたので、前夜になって慌てて夫に手伝ってもらいながらやりました。

 

まさに一夜漬け。


まず、自己診断表。

これは前回の面談の後すぐに記入しておいたのでOK。

それから顧客について。

どのような人や企業が顧客となりうるか、表に記入していきます。

地域・年齢・性別・職業、収入・社会的階級・ライフスタイル・購買力・どのようなサービスを必要とするか・どのようにコンタクトをとるか、などの項目があります。

それから競合について。

競合各社がそれぞれどんなサービスをどのように提供しているか、どんな顧客がついているか、などを調べて表に記入します。

そしてPrescripteurs(顧客獲得において仲介となりうる人・機関)の情報をリスト化すること。

現段階では不明な点も多いので、一部のみ記入。

そして面談当日の午前中、読んでおくよういわれていたAfecreation.frのサイトをざっと見ました。

 

でも難しい単語だらけなので辞書で調べなきゃいけないし、各項目の説明にまた別の説明のリンクがあって、リンクをたどっていくとなかなか先に進まず、頭から湯気が出てきましたよ。。。

さて面談開始。

カウンセラーは前回と同じ感じのいい女性です。

まず3回のアトリエでどんなことをやったか聞かれました。

1回目のアトリエについては記憶が薄れていたし、メモもとっていなかったので、思い出すのに苦労しました。

2回目・3回目は用紙があったので、それを見ながら説明。

それから“宿題”について。

顧客・競合・Prescripteursの用紙を見せて説明すると、カウンセラーがアドバイスやアイデアを出してくれます。

やっつけ仕事で終わらせたにもかかわらず、「あなたちゃんと勉強しましたね!」と褒められました。

疑問点などを質問すると、インターネットでささっと有益な情報を調べて答えてくれ、同時に話していることをどんどん議事録に入力していく、ちゃんとプロの仕事してるなあこの人、と感心してしまいました。

次回の面談は1月半ば。

それまでにするべきことは、

-BGEの提供するポータルサイトをみて勉強しておくこと。

-事務所を借りる場合の賃料を調べること。

-仕事用の銀行口座を開かなければいけないので、銀行に問い合わせること。

-仕事用の保険にも入らなければいけないので、保険会社に見積もりを頼むこと。

-Micro-entrepreneurについて書かれた冊子をもらったので、読んでおくこと。

-クチコミで仕事が入ってくるように、関係するネットワークと連絡を取ること。

次回の面談では、財務関係と、どのように会社登記するかについて勉強するとのこと。

だんだん現実味が増してきました!

3回目のアトリエは「De l’idée au projet」アイデアからプロジェクトへ。

 

今回の講師はまた別の人で40歳前後と思われる男性。

 

参加者は女性6名、男性2名。

 

今回も3時間の長丁場。

 

まずはひとりずつ自己紹介。

 

トラックでピザを焼いて移動販売したい人、太めの女性のための洋服屋を開きたい人、高級食材を売りたい人、民宿をやりたい人、法律に関する事務を請け負いたい人、そして心理セラピストとして開業したい人が2名!

 

私にこのアソシエーションを紹介してくれた友人も心理セラピストだし、もうひとり同業の友人がいます。

 

最近人気の職業なのかな。

 

まず最初のお題は、「市場調査」と聞いて思いつくものを思いつくままに挙げなさいと。

 

2人の女性と一人の男性が積極的に発言します。

 

競合、市場の傾向、商店街に関する調査、需要、ターゲット、ビジネスパートナー、ネットワーク、法制、住人の気質・文化的背景・政治的背景など。

 

それらについてどのように研究をしていけばよいか、講師が説明していきます。

 

不特定多数の人にアンケートを取るのも効果的な市場調査だということで、エステティックサロンに関するアンケートの例が紹介されました。

 

「エステを利用したことがあるか」「頻度、時間帯は」「サロンに行くか、出張エステティシャンに来てもらうか」「どんな施術をしてもらいたいか」などいろんな質問が並んでいて、最後に「年齢、性別、職業」を書いてもらうという内容。

 

ここでよくしゃべる男性が、質問の提示の仕方が変だとか、質問の順番がおかしいとか、いちゃもんを付け始めました。

 

するとよくしゃべる女性が、いやそんなことはない、これは筋が通っている、と反対意見を述べ、大議論に発展しました。

 

さすがフランス人、すぐ議論です。

 

たかが例なんだからそんなに熱くならなくても、自分が作るときは自分のやり方でつくればいいじゃない、と頭の中で思うだけの私は日本人。
講師は流れを止められてちょっといらだったように見えましたが、すぐに笑顔を取り戻して、ニコラのおかげで場が盛り上がった、ありがとう、と男性にお礼を言いました。

 

さてアンケートを作ったら、どうやって答えてもらえばいいのか?

 

インターネット上のアンケートフォームを利用して調査することもできる。

 

それに、自分の持っているメールアドレスや買ったメールアドレスに一斉送信するのもいいと。

 

ここで一人の女性が、「すでに重要なメールだけで受信ボックスはいっぱいになっているのに、知らない人からアンケートのメールなんか送られてきたらかなりウザイ」とまっとうな意見を述べました。

 

私も同感!

 

そういうたぐいのメールは全部無視ですからね。

 

そして第1部終了となり、休憩。

 

結局、最初の自己紹介しかしゃべってない。。。

 

第2部は、自分のビジネスモデルについて、隣の人と1対1でディスカッションするというもの。

 

配られた表には、「顧客ターゲット」「私が提供するサービス/料金」「流通方法」「サプライヤー/パートナー/Prescripteurs」「顧客サービス」という項目があります。

 

このPrescripteursというのは、日本語の訳が思いつかないけど、自分のビジネスを周知させるうえで仲介となるもの、自分のサービスを直接は消費しないが第3者に情報を流してくれるもの、つまり製薬会社にとっては医者がPrescripteursに当たるとのこと。

 

15分の時間が与えられ、それぞれの項目に記入していきます。

 

その後、隣の人とビジネスモデルを見せ合って、質問したりされたり。

 

私の隣の人は移動ピザ屋をやりたい40代のおじさんで、口を開けるたびに強烈な口臭を吐き出してくれるので(歯が何本か腐ってると思われる)、窒息しそうになりながら会話しました。

 

私もいつか料理関係のことをやりたいと思っているので、調理販売に関する法規制のことなど質問しました。

 

向こうは私のプロジェクトについて大した質問もせず、私が書いたことを確認するのみでした。

 

そんなこんなでお開き。

 

前回のアトリエの方が興味深かったなあ。

 

まあ目的が違うんだけど、講師の進め方もいまひとつ。

 

でもだんだん自分のプロジェクトが輪郭を帯びてきたような気もします。

 

自分の人生で素晴らしかった時に関連する4枚の写真を選んで説明するアトリエ。

 

私の番になりました。

 

まず1枚目は、雄大な山を背景に、テントがあり、手前に火にかかった鍋がある写真です。

 

フランスに来てから私の人生は大いに変わりました。

 

日本にいたころは考えられなかったようなワイルドな旅をするようになりました。

 

とくに中央高地の山に登って山小屋で2泊したことや、ロワール河に沿って2週間自転車でキャンプしながら旅したことなど、いい思い出になりました。

 

2枚目は管楽器の写真、オーケストラのコンサートの一コマのようです。

 

管楽器ではないけれど、楽器の演奏をする私は、やはりフランスに来てから人前で演奏するようになり、自分のグループも造ったし、コンサートもしたし、ステージに立つことは無上の喜びです。

 

3枚目は幼い子供たちが廊下を歩いている写真。

 

やはり子供を持ったことは人生の最大イベントです。

 

昔は子供があまり好きじゃなくて、自分が母親になるなんて考えられなかったけど、今では息子を持てたことが幸せだし、他人の子供たちもみんな可愛く思えます。

 

4枚目は自分がしてきた仕事、こからもしていきたいと思っている仕事にかかわる写真です。

 

これぞ私の天職と感じていて、仕事の場になると、こんなふうに内気に話している今の自分とは別人のようになって、生き生きと場を盛り上げ神のようにふるまえるのです。

 

だいたいこんな内容を語りました。

 

なんといっても語彙が足らず、あまりうまく喋れたとは思えないけれど、まあまあなんとかなりました。

 

ふーっまた脇の下に変な汗かきましたよ。

 

さて、どんな評価が下されたのか気になるところ。

 

先ほどの用紙の裏側を見ると、同様に能力の項目があって、自分のプロジェクトに必要だと思われる能力10個に印をつけないさい、というお題がでました。

 

その後、他の人が分析した私の能力を聞いて、印をつけていきます。

 

自分が必要だと思う能力と、他人の評価による自分の能力、どんな一致点、とんな差異があるかを見ていくというものです。

 

さてみんなが私について一番多く評価してくれたのは、「場を盛り上げる能力」で6票。

 

これは自分のしてきた仕事について話していた中で出てきた言葉そのものだからね。

 

それに次いで多かったのは、「適応能力」で5票。

 

日本からフランスに来て活動しているからということのようです。

 

自分ではこれを選ばなかったと言うと、それはあなたがあまりにも自然に適応していて特にそれを特別な能力だと思っていないからでしょうと講師。

 

どうでしょう?

 

そんなにしっくりフランスに適応しているとも思わないけど。

 

フランス人の理不尽さに腹立つことも多いし、会話についていけないこともあるし。。。

 

ある面ではフランスの方が暮らしやすいけど、また違う面では日本の方が暮らしやすいと思うし。。。

 

次に多かったのは、「好奇心」の3票。

 

それから「自己制御力」「粘り強さ」「指導力」に2票ずつ。

 

「企画力」「集中力」「人の話を聞くのが好き」「人と触れ合うのが好き」「計画性がある」「チームワーク能力」「分析能力」「創造力」に1票ずつ入りました。

 

自分で必要だと思うものと、他人の評価が一致したものは、「場を盛り上げる能力」「集中力」「創造性」「指導力」の4つ。

 

必要だと思うけど評価がもらえなかったものは、「自分への自信」」「コミュニケーションを好む」「イニシアティブのセンス」「開かれた心」「忍耐力」「柔軟性」。

 

このへんを鍛錬していかなきゃいけないようです。

 

最後に今日のアトリエの感想をひとりづつ。

 

自分が人からどう分析されるのかを見るのは興味深かったし、他の人の人生経験を聞くのも興味深かった。

 

あとは、やはりフランス語は母国語じゃないので、人前で自信をもって話せないし、間違った言い回しをしてしまわないか心配で。。。

 

するとすかさずおしゃべりな女性に、「あなたはとても上手に話してるわよ!外国語でこれだけ話せるんだから自信持っていいわよ!」と慰められました。

 

自信がないゆえついつい積極的にコミュニケーションをとることを避けてしまうのが自分の問題点だけれど、今日のアトリエは、こうして人前で話すことでとてもいい練習になりました、と述べました。

いやーほんと緊張したけど、おもしろかったですよ。

 

久々に充実感を味わいました。

 

プロジェクトが前進したわけでもないのに、なぜかひと仕事終えた気分で帰宅しました。

 

すぐさま開けたビールがうまかった~!

 

起業支援のアトリエ2回目のタイトルは、「C’est tout à fait moi」(これぞまさに私)。

 

今回は3時間のアトリエ。

 

前回一緒だったおしゃべりの女性2名、内気なポルトガル人の若者もいます。

 

そのほか3名の男性で、私を含め計7名。

 

講師は前回と違って30代の女性。

 

「今日はPhoto Langageでアトリエをします」とのこと。

 

つまり選んだ写真について語りながら、性格分析するみたいな感じらしい。

 

机の上にはいろいろな写真がおよそ100枚くらいならんでいます。

 

特定の職業を連想させるもの、景色、街並み、人や子供、日常生活の一コマ、といった感じの写真です。

 

まず最初のお題は、「今日の気分」というテーマで1枚写真を選びなさいと。

 

私は、コックさんが料理をしている写真を選びました。

 

講師が、どうしてそれを選んだか、起業プロジェクトに絡めて一人ひとりに質問していきます。

 

私は、料理が好きで、料理に関するものはいつでも興味を惹かれるし、当面の目標に加えて、将来の夢として料理関係のこともやりたいと思っていると答えました。

 

左隣の30代の男性は、子供の落書きみたいなぐしゃぐしゃな線が描かれた写真を選び、自分の頭の中はこんな状態だと言って、みんなの笑いをとっていました。

 

2つ目のお題は、これまでの人生で成功した出来事に関する写真を4枚選びなさいと。

 

なかなか自分の人生とぴったり合うものはなかったけれど、なんとか4枚選びました。

 

みんなが選び終わったところで、講師が紙をくばりました。

 

そこには「説得力」「信頼性」「先を見越す能力」「企画力」「集中力」「指導力」などなど46の能力が書かれています。

 

分からない単語がいくつかあったけれど、電子辞書を持ってくるのを忘れたので調べられず、流れを壊しちゃいそうで質問するのも気が引けて分からずじまい(日本人だなあ私って)。

 

まず一人が自分の選んだ写真について説明していき、みんなはそれを聞きながら、この人が持っていると思われる能力を表から5つ選んで印をつけます。

 

つまり自分の人生を語らなきゃいけないわけで、それによって自分を分析されちゃうわけです。

 

日本語でも緊張しそうなのに、フランス語なのでさらに緊張します。

 

やりたい人から順にどうぞということで、当然積極的な人たちは我先にと語っていきます。

 

私は最後まで遠慮し続け。。。

 

聞きながらもぼーっとしてはいられず、各人の能力を分析しなければいけません。

 

隣のおしゃべりな女性の人生は、なかなか素晴らしいようです。

 

15歳の時から病を患っているけれど人生あきらめず病気とうまく付き合っていること、娘の誕生、そして娘が素晴らしい人間に育っていること、自分もすばらしい母親になれたこと、ガンを患う子供たちに本を読み聞かせするボランティアをして、それがすばらしい体験だったこと、などなど。

 

キラキラしています。

 

年上のおじ様たちも世界各国でいろいろな経験をされています。

 

最後から2番目は、内気なポルトガル人。

 

自分は内気で人前で話すのは苦手だ、こんなふうに部屋の中に3時間すわりっぱなしというのは自分に向いてないので困っている。。。という前置きがあって。

 

ポルトガルにいる家族の思い出にまつわる写真を3枚選んだとのことでした。

 

この人の能力を5つ見つけるのはちょっと難しかった。。。

 

さてついに私の番がきました。

 

長くなるので続きはまた後日。

 

初回のタイトルはJ’ai envie de créer(私は創造したい)。

14時開始、この時点で参加者は私ともうひとり中年の女性の2名だけ。

会場に通された直後、新たに一人加わって、講師の男性が自己紹介を始めました。

彼自身も個人事業主(Micro-entrepreneur)として活動しているとのこと。

後からばらばらと受講者が入ってきて、そのたび講師は自己紹介をやり直し、最終的に8名の参加者が揃ったのは14時15分。。。

30~40代の女性4名、30代の男性2名、初老の男性2名。

私の隣に座った初老の男性、ちょっと赤い顔をしてほんのりアルコール臭が。。。

まずは自己紹介、名前、年齢、これまでの経緯、プロジェクトの内容、進捗状況などを話します。

イベントを企画したい、段ボールで作った家具を売りたい、民宿をやりたい、運送関係、建築関係、いろいろなプロジェクトがあります。

緊張しつつ私も将来の夢を語りました。

「すばらしい考えだね!」講師の人はそう言ってくれました。

それからプロジェクターから映し出だされたパワーポイントの資料を見ながらディスカッションタイムとなりました。

いろいろなキーワードがならんだ画面を見て、この中から3つ気になるものを選びなさいというお題が出ました。

例えば、「情熱を糧に生きる」「場所」「上司を持たないということ」「自由」「大いに働く」「複雑」「女性の仕事じゃない」「家族を幸せにする」などなど。

私は最初の3つを選びました。

講師がどうしてそれを選んだかそれぞれに聞いていきます。

「情熱を糧に生きる」については、日本でいろいろな仕事をしたけどやりがいを感じたことはなかった、フランスに来て初めて天職に出会えたので、これぞ私の情熱です、と答えました。

それから「場所」については、やっぱり場所を必要とする仕事であるけれど、顧客がある程度集まらなければ場所を借りる資金もできないし、どうするかよく考えなければいいけないと答えました。

「上司を持たないということ」については聞かれなかったけれど、天職に出会って経験を積む中で、自分のやり方というものができてきたので、上司を持たずにやっていきたいという意味で選びました。

そのあと講師がそれぞれのキーワードについて、分析や統計の結果を表示し、ディスカッション。

私以外の女性3名は活発に自分の意見を述べます。

ほかの人が話している最中でも平気で遮るし、遮られた方も構わず主張を続ける、これぞ活気あるディスカッション!

日本人だとなかなかこうはならないんじゃないかな。

そしてアルコール臭のじーさんは、おもしろくもない冗談を連発、時には女性蔑視ともいえるきわどいジョークを飛ばし、かなりウザイ。

でも女性陣も負けていません。

きわどいジョークには、きわどいジョークを笑顔で返します。

さすがフランス女性は強い!

1時間ほどたったところで、じーさん、休憩ともいわれていないのに、たばこを吸いに行っていいかと聞いたり、かなりの自由人っぷりを発揮。

私はそんな強烈なひとたちに圧倒され、会話のスピードにもちゃんとついていけず、小さくなっていましたが、時々講師が不意打ちで話を振ってくるので、脇の下に変な汗をかきましたよ。

そんなこんなで2時間のアトリエはお開きとなりました。

参考になったような?ならないような?

やはりフランスで生きていくには、ウザいくらいの自己主張が大事なんだなと再確認した次第です。

 

Pôle Emploiの人が予約してくれたBGE(起業したい人を支援するアソシエーション)の面談に行きました。

今回は付き添いなしなので、ちょっと緊張。

13時半からの予定で、5分ほど前に到着してみると、建物の入り口は閉まったまま。

その前に人が4人くらい並んでいました。

まだ昼休み中のようで、中には行ったり来たりしている人が見えるけど、訪問者は外で待たされる仕組み。

私も列に並んでいると、続々とほかの人たちも来て、10人ほどの行列になりました。

中で待たせてくれてもいいのになあ・・・。

待つこと10分、ようやくドアが開けられ受付へ。

受付嬢に初回面談で来た旨を告げると、担当者に連絡してくれて、廊下で待つようにと。

数分後、中年女性(今回も感じのいいひとでラッキー!)が現れ彼女の部屋に通されました。

この時点でもう13時40分すぎ。。。絶対定刻に始まらないフランス。

10月の説明会で記入した私の基本情報は、すでにコンピューターに入力されていました。

その他いろいろな質問をされ、私が答えたことを担当者が入力していきます。

- 学歴、職歴、その他の活動は?

- 経営・管理・販売促進についての知識はあるか?

- 仕事の重荷やストレスに耐えられるか?

- コンピューターの知識は?

- 現在の経済状態は?

- 犯罪歴は?

- 健康状態は?

- 交通手段は?

- 起業プロジェクトについて、その動機、不安事項、身につけるべき能力、近親者の協力はあるか、ネットワークはあるか、いつまでに起業したいか?

やさしい雰囲気の女性担当者だったため、あまり緊張することなく、わりとすらすらと質問に答えることができました。

(というのもフランスには意地悪な態度を前面に押し出してくる意地悪な女性がけっこういるので要注意なのです。。。)

そして2回目・3回目の面談と、出席すべきアトリエ(ワークショップ)4回の予約をしました。

次回の面談にはCVと自己診断表を持ってくるよう言われました。

この自己診断表には、自分の技術や商業能力、人間関係や管理能力、その他の能力、起業へのモチベーション等についての質問事項が書かれていて、それに全部答えなければいけません。

それからやるべきこととして、

 

-Afecreation.frというサイトを見て、起業について勉強すること。

 

-BGEのサイトを見て、顧客獲得や競合についての研究、新規顧客を紹介してくれそうな人をリスト化すること。

を指示されました。

うーん、いよいよ本気で取り組まなきゃいけない雰囲気になってきました。

起業を考えているといっても、私はバリバリのキャリアウーマンとはほど遠いタイプで、これまで自分の好きなことや家族との時間を仕事よりも優先して生きてきました。

このスタンスは今後も変わりません。

だから本当に起業できるのか、実は半信半疑。

でも次回面談もアトリエの予定も決まったし、もうのほほんとしてはいられません。。。

 

11月初め、2回目のPôle Emploiの面談がありました。

 

夫がバカンス中だったので、付き添ってくれました。

 

事前に届いた召喚状には、CVのほかに求職活動をしていたことを証明するものを持ってくるように書いてありました。

 

それで、各求職サイトに登録した際送られてきたメールのコピー、Lettre de motivationなどを持っていきました。

 

担当者は前回と違う人でしたが、今回も若い女性で親切な人でした。(よかった~)

 

まず求職活動について聞かれたので、持ってきたコピーなどを見せ、今のところまだ進展はないと説明。

 

それからディプロムについて聞かれたので、言われたようにEnic-naricのサイトを見てみたけど、ちんぷんかんぷんだったので、他のサイトなどを見た、文学士はLicence de lettresに相当するはず、と答えました。

 

すると、私の解釈が間違っていたことが発覚!

 

実際は、Enic-naricは外国での学歴が、フランスでどのレベルのディプロムに当たるかを公式に証明する書類を発行する機関であり、そこに申し込んで証明書を受け取りなさい、ということだったのです。

 

私のフランス語力不足が露呈してしまいました。。。

 

それからBGEの説明会に参加したこと、今後も起業に向けて指導を受けたい旨話すと、すぐさまBGEでの初回面談を予約してくれました。
最後に質疑応答。

 

Pôle Emploiのアカウントには、actualisationという自分の現在の状況を知らせるシステムがあって、ここ1か月でformation(職業教育)を受けたか、病気休暇を取ったか、産休を取ったか、仕事をしたか、まだ求職中か、などの質問事項に答えなければならない。

 

全部Nonで最後の求職中かという質問だけOuiと答える、これを毎月しないと失業手当が受給されない。

 

ではこのBGEの説明会はformationにあたるのか、と質問。

 

これはaccompagnement(付き添い・支援)であってformationではないので、Nonと答えるようにとのこと。

 

わかりました。

 

持って行ったCVは、添削でもしてくれるのかと思いきや、見せろとも言われず。。。

 

さて帰宅後、Enic-naricのサイトを検索すると、2番目にフランス語のサイトを発見!

 

完全に見落としていました。。。

 

そこにはちゃんと証明書の申請方法が詳しく書かれていました。

 

しかし、料金70ユーロ!

 

高すぎる!たったの紙1枚で!

 

しかも受け取りまで最大4か月かかる!

 

かかりすぎ!

 

それでもフランスで就職する際ディプロムの提出を求められることが多いので、絶対申し込むべし!と夫。

 

Pôle Emploiで費用を援助してくれないかどうかダメ元で問い合わせてみたけど、やっぱりだめで、泣く泣く申し込みました。

 

意外にも数日後受け取り可能とのメールがきて(はやっ!)、サイトから自分の証明書をダウンロードすることができました。

 

いやこれほんとにコピペだけで済むような内容だし、70ユーロはぼったくりもいいところ!

 

申請者の弱みに付け込んでるとしか思われない!

 

まあこれでいつでも就職準備オッケーですけどね。。。

 

マクシムの日本語力はかなり乏しかったんだけど、今年の4月日本で2週間弱すごしたあとは、日本語が出てくる頻度が少し増えました。

それから私が失業したため一緒にいる時間が前より増えたのも幸いし、また少し上達したようです。

それでもまだまだ周りの日仏ハーフの子みたいにネイティブに近いレベルではしゃべれません。

先日ご飯の時、鮭のグラタンだったんだけど、その流れで夫が「Saumon(ソーモン)ってどう書く?」って綴りを聞いたら、ちょっと考えてマクシム、「うーん、“さしすせそ”の“そ”!」って答えました。

おーっ日本語で考えてる!

母ちゃんとしてはうれしくなりましたよ。

後は相変わらず日仏語が混ざった文章もよく出ます。

近所で見かけた猫の話をして、「Il était Kawaii.」と。

「猫はかわいかった」って言いたいんだということはわかるけど。。。


物心ついて以来、常に好きなのは車などの乗り物全般。

ミニカーのコレクションは大したものです。

排気音を口真似しながらミニカーを走らせるので、うちの中はすっかり騒音公害です。

ドライブも大好き。

お気に入りのコースは、近所の2車線ある国道。

先日車でお買い物に行った際、国道から小さい道に逸れようとしたら、「国道がいい!」とマクシム。

理由を聞くと、「追い越しをを見るのが好きだから」と。

完全に車オタクです。

 
パリのエコールでは彼女がいて、トイレで抱き合って口と口でちゅーしたなんて言って私たちを驚愕させたマクシムたけど、その後彼女から「もう愛してない」と言われてフラれちゃった。

幼児とは思えない言動。。。

新しいエコールでも早速彼女ができました。

やるなあマクシム!

新しい彼女はプラチナブロンドのルシアちゃん。

ちょっと男勝りの性格で、愛嬌たっぷり、いつも私にも満面の笑みで手を振ってくれるかわいい子です。

エコールの後、隣の公園で一緒に遊んで、さあおうちに帰りましょうという時のこと。

ルシアちゃん、マクシムに抱き着いて、「Au revoir mon amoureux !!」(バイバイ私の恋人!)と言って、ほっぺにちゅーのシャワーを浴びせてました。

さすがフランス女は幼児のころから積極的!

それにしても息子がモテるのはうれしいものです、今のところ。。。