先週末に発見した首のしこりは、小児科医の診察の結果、風邪のウィルスによるもので、2週間もすれば消えてなくなるでしょう、とのこと。
たいしたことなくてよかった~。
ウィルスを排除するために生理食塩水で鼻洗浄をしっかりするよう言われたけど、すでに毎日4回やっていることなので、そのまま継続するのみ。
マクシムにとってこれは拷問に等しいものであり毎回かなり抵抗するんだけど、最近、猫ちゃん(マクシムの一番お気に入りのぬいぐるみ)をダシに使うと、すんなりいくということを夫が発見。
まず猫ちゃんの首根っこを捕まえて、生理食塩水を鼻に注入する真似をして、猫ちゃんがミャー!!と泣き叫ぶ場面を演じると、マクシムはおおウケ。
そこですかさずマクシムの鼻も攻撃するという段取り。
まあそれでも抵抗するときはするんだけど。。。
その猫ちゃん、新生児のころからこれまでずっと夫も私も「猫ちゃん」と呼んできたのに、マクシムがそれを指すときは「シャ」とフランス語で言っていた。
ところが最近、ボキャブラリーが増えて、少し長い言葉が言えるようになってきたら、「ねこちゃん」も言えるようになった。
母ちゃんとしてはうれしい限り。
私はマクシムに対して自分のことを「おかーちゃん」、夫のことを「おとーちゃん」と言うんだけど、マクシムが先に言えるようになったのは、「マモン」「パパ」。
「ママン」じゃなくて、ちゃんとフレンチネイティヴみたいに「マモン」と発音できる。(夫が仕込んだので当然だけど。)
最近は、私のことを「おかー!」、夫のことを「おとー!」と呼ぶこともある。
なんか時代劇の「おっかあ」「おっとう」みたい・・・。
フランス語の文章もいくつか言えるようになった。
探していたものがそこにあったとき、「イレラ」(il est là)。
パパが出かけた直後や、空飛ぶ飛行機が遠くに消えた時や、バルコニーにとまっていた鳩が飛び立った時などに、「レパチ」(il est parti)。女性名詞でも全部il。「行っちゃったね」と私が日本語で言っても、レパチを繰り返すばかり。
食べ物や飲み物などを平らげた後、空になった皿やコップを見て、「アプ」(il n’y a plus)。
夢中になっている作業がはばまれた時や、したくないことを先延ばしにする時、「アト~ン!」(attends)。
日に日に表現できることが増えていくにつれ、愛おしさも増すばかり。
「お母ちゃんはマクシムが大好き。マクシムもお母ちゃんのこと好き?」と聞くと、意味は分かっているようで、照れくさそうな顔をして「ノン!」と言ってそっぽを向く。たまに恥ずかしそうに「すきー」と言ってくれることもあり、母親冥利につきる嬉しさ。
最近お月さまの「つき」も覚えたので、窓の外を指して「ほら月!」と私が言うと、「好き」と勘違いしたのか、いつもの照れ笑いをするマクシム。か、かわいい・・・・。
ささやかながら交友関係も築きつつある模様。
夫がマクシムをアルトギャルドリーに連れて行った時、同月齢のマラン君も到着したところで、マクシムを見ると名前で呼んで手を振ってくれたそうな。
ほぼ同月齢だけど巨体のイネスちゃんは、マクシムを見るといつもおもちゃを手渡してくれたり、なにかと世話をやいてくれる様子。
またある時は、2~3歳用の部屋から出てきた女の子が、いきなりマクシムに抱き付いてビズした!あまりに体当たり的だったので、バランスを崩したマクシムは転んじゃって、ちょっと怯えていた。すでにモテ始めているのか?
送り迎えのときしかアルトギャルドリー内の様子を見ることができないけど、実際マクシムが部屋の中でみんなとどう過ごしているのか、こっそりのぞいてみたい気もする。
先日は、pâte à sel(塩と小麦粉を水で練って粘土状にしたもの)で楽しく遊んだらしい。これはいいかも!食べ物だから口に入っちゃっても危険じゃないし。今度うちでもやってみよう。
人と交流することに慣れてきたので、アルトギャルドリー以外でも積極的な様子を見せるようになったマクシム。
今朝、私たちが公園で遊んでいた時のこと、マクシムよりちょっと上と思われる女の子がやってきた。
マクシムは彼女に近寄って行って、彼女が走ればその後を追いかけ、彼女がベンチによじ登ればマクシムも隣りによじ登り、一緒に遊んでいる気分になっているようだった。
また別の女の子がスコップで木くずを集めてベンチにのせているのを見て、マクシムも自分のスコップを持って彼女に近づいていき、スコップを差し出した。
「僕も同じの持ってるよ」という意味なのか、「これ使っていいよ」という意味なのか分からないけど、そのまましばらく同じ姿勢で立ち尽くしていた。
「女の子と遊びたいの?一緒に遊んでおいで」と私が言うと、「ウィ!」と笑顔で答えて、おっかなびっくり近寄って、同じ作業を始めたのだった。
実は夫も私もあまり社交的とは言えない性格だ。
夫なんて、子供のころはいつもひとりぼっちだったそうで、幼稚園の頃の唯一の思い出は、ある日庭で見つけたてんとう虫に指を噛まれて、友達もいなけりゃ虫にまで相手にされないのかと思ったら涙が出てきたということ。
私も孤独を愛するたちなので、いつも友達は少ない。
そんな両親だけど、マクシムにはいろんな人と交流して、豊かな人生を送ってほしいなあと思う。