友人宅に預けられたマクシムは・・・。 | ロワールのほとりで。

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パリからロワール河のほとりの街に引っ越しました。失業から起業に向けての活動や子育てのことなどつづります。

昨夜は夫は会議で遅くなる、私も仕事ということで、近所に住む友人Nにマクシムを預かってもらうことになった。

Nにはマクシムより3か月年上の女の子がいるので、お互いいい遊び相手になるだろうと、彼女も乗り気。

心配なのは、マクシムの人見知り。

もう2か月通っているアルトギャルドリーでさえ、毎回私が去る時には大泣きをするのだから。

たまにしか合わないNに対してどんな反応をするのか。

これまでは親族にしか預かってもらったことはないが、誰も都合がつかないので、ほかに選択肢はない。

耐えてくれろ、マクシム。


夕方、ミルクやおむつや着替えの準備をしてN宅へ。

玄関ドアを開けたNを見たとたん、預けられることを察したのか、私にぴったりくっついて大泣きし始めるマクシム。

小学校の教員であるNは、さすが子供に話しかけるのがうまい。

すぐに笑顔を見せるマクシム。

でも私から1ミリたりとも離れようとしない。

最近、車が大のお気に入りで、街中や、本で車をみるたびに「バーチュー」(voiture車の意)と言いながら指さすのだけど、やはりNが取り出した車のおもちゃにもすぐさま反応、手に取って、「ブーブー」と言いながら遊び始めた。

今がチャンス!と私はこっそり立ち上がって、そのまま玄関ドアを開けて立ち去ったのだった。


仕事を終え、20時すぎに帰宅。

夫が会議の後マクシムを迎えに行くことになっているので、ほんのひととき自分の時間ができた。

最近ゆっくり楽しむ暇もなかった料理でもしようと、サバと豆腐の味噌煮をつくり、ビールで一息つく。

そこへ夫とマクシムが帰宅。

どうやらマクシムはリラックスとは程遠い状態で、ぐずったりしていた模様。

女の人より男の人が好きなマクシムは、やはりNの彼氏Sの方によりなついていらしい。

彼らの娘セレーヌちゃんといっしょに遊んだり、お風呂にも入れてもらったようで、なかなかいい体験になったんじゃないかな。


しかーし!


私が何も言わず去った直後、私がいないのに気付いて、私が座っていたソファーを指さして「ママンはどこ?」という顔をしたり、アパート中のドアを開けて私を探し回ったらしい。

嗚呼、マクシムったらなんて健気なの!
泣けてくる!
ごめんよ寂しい思いさせて!

夫がこう言った。

「去る時はちゃんとさようならを言うべきだ、じゃないとパニックになっちゃうし、現れるのを待ち続けちゃう、さようならを言えば、その瞬間は泣くけど、気持ち切りかえて遊びに集中するものだ。保育士もそう言ってたよ。」

なるほど、そうか。

去るのを見せると泣いてすがりついてくる、それを無理やり引き離すのはつらい、と思って黙って出てしまったけど、逆にそれは良くないのね。

わかったマクシム!
お母ちゃんが悪かった!
これからはちゃんとさよならするからね!

ぎゅーっと抱きしめてビズの雨を降らせて、マクシムにもビズをしてもらって、明日はいーっぱい甘えさせてあげよう、と誓う新米ママンであった。