(過去のお話です)

帝王切開前日、主治医の先生から夫婦で手術についての説明を受けました。







そこでは、帝王切開についてのリスクなどを説明され、疑問があればその都度こちらから質問するという感じでした。






2回目の出産も帝王切開だったので、だいたいの手順や術後の管理についてはわかっているつもりです。







しかし、今回の主治医はとっても心配性。







妊娠初期から、ありとあらゆるトラブル回避のために先生の指示で色々な検査を受けたり、対策をしてきました。






 
先生「今回は、産後に血栓ができないように、血栓予防の注射をしようと思います。期間は1週間、毎日です。ご存知でしょうが、術後は血栓ができやすくなりますからね」







私「注射ですか!?手術は今回で6回目ですが、今まで一度も血栓予防の注射なんてしたことないですよ。今回も大丈夫じゃないですか?翌日からしっかり動きますから注射はイヤです!!!」






※私は注射が大大大嫌いです。なんなら、子供たちよりもインフルの予防接種を毎年イヤがってます。






先生「いや、血栓は高齢・高血圧・糖尿病・肥満などでリスクが上がるからね。あんまり帝王切開で注射する人はいないんだけど、婦人科の手術の人は結構やるし、あなたは注射したほうがいいです」






私「リスク、ほぽ全部当てはまってる!!!それ言われたらやるしかないですよね。イヤだけどやります、、、。」






先生「オッケー。この注射、結構痛いけど頑張ってね。」
 





私「先生、私が注射嫌いなの知ってて、わざとやってるでしょ!!!1週間で、7回も注射するのイヤだなー。」
 





説明が終わり、先生がお部屋を出る寸前に、思い出したように言いました。






先生「あ、注射は朝と夕の1日2回だから。1週間で14回だよ。」







私「信じられないっ!!!!!(笑)」







この話し合いで、主治医の先生がドSだと判明しました。







1日2回と最初から分かってたら、もっと打たない方向で抵抗したのに。







そうなるのが読めていたから、先生は退室ギリギリでカミングアウトしたんだろうな。








そうして、産後に注射を14回もすることになりました。






憂鬱。






※文字で表現するのが難しいのですが、会話の全部に(笑)がついているようなテンションで喋っていました。(先生も私たちも)
先生のことは、大好きです。よく話を聞いてくださるし患者さんのことを第一に考えてくれているから、全幅の信頼を寄せています。