半年もすれば忘れるだろうから書いとく。

息子は保育園の年中さんになった。
幼児クラスは異年齢合同保育だから、
乳児クラスにいた子達が同じお教室に仲間入り。

前の園では、お姉さま方に溺愛されお兄ちゃんからも過保護にされ、とにかく甘えまくった3年間。
転園したら、今までよりたくさんのお兄ちゃんお姉ちゃんが出来て、
その中でまたお姉さま方から「○くん♡」と溺愛され、
お兄ちゃん達からもかなりよくしてもらい、
昨年度も甘えに甘えた1年だった。

一人っ子だし甘え上手だからこそ、
年下のお友達とどう接していくのか、親としては不安な年中さん生活。
 
と思ってたら、兄弟グループと言う保育園内での兄弟の設定が決まってから、変わってきた。
「兄弟グループはKくんになったよ」
と決まったその日にうれしそうに話してた。

息子には昨年度からずっと同じお姉さんのAちゃんが居る。
今年度は、Aちゃん、息子、Kくんの3人兄弟。
Aちゃんが息子に優しくしてくれたおかげで、息子はKくんのお世話をしないと!と気づいたみたい。

Kくんはワンパクなのでお散歩の時に息子の言うことなんて何にも聞かない。
そんな時は変な顔をしてKくんを笑わせてから話をすると、ちゃんと話を聞いてくれる、と教えてくれた。
先生に話したら、それは去年の年長さんのお兄ちゃんが下の子にやってたことで、
「よく見てたんですねー」と先生も驚いてた。

最近帰宅後によくあくびをしてるのは、
午睡の時にKくんにトントンしてて自分の午睡時間不足だったのが理由だということも、
先生から聞いてわかった。笑

年長さんは就学に向けて別行動をとる事があるから、
年中さんが年少さんのお世話をする時間が案外多い。

先日5歳の誕生日に先生方からカードを頂いた。
3名の担任の先生からそれぞれコメントがあったのだけど、
「わからないことは図鑑で調べる」
「困ってる子や泣いてる子に寄り添う」
「年下の子にとても優しい」
そんな事が書いてあった。3人とも「優しい」と書いてくれてた。

他の日の連絡帳には
「おもちゃの取り合いが始まったら仲裁に入り、みんなで遊ぶことを提案して場を収めた」
「ボールの取り合いの時に、1人の子が靴を履かずに園庭に出てボールを先に取ったことを指摘し、それはルール違反だからもう1人に譲るよう、冷静に話していた」
と書いてあった。

夫とは息子のことを「優しさのかたまり」と呼んでる。笑
優しすぎて頼りないし、喧嘩や争いが嫌いだから男としてどーなのよ?と私は思うけど、
息子なりに成長してるようで、よかった。

5歳男児ってヤンチャで泥だらけで言うこと聞かなくて、って思ってたけど、
優しさのかたまりだし、汚れるのは大嫌いだし、親の言うこともそこそこ聞くし。笑


今は、絵や工作、歌、自転車、英語、平仮名、
いろんなものに興味があって、
この前はキャッチボールも覚えた。

なぜか将来は「おさかな」になりたいらしい。笑

私の仕事を理解して、園で絵や工作をお友達からほめられてると
「お母さん、デザインやってるから!」と得意げに話してると先生が笑ってた。
デザイナーだけにはなるなよ、息子。