本題の前に、
当寺恒例のキッズフェス、
ドラゴンキングフェスティバルの
公式ロゴ&キャラクターの完成を
お知らせ致します。
デザインは、
前回坊サンタでお世話になった
住職の母校である藻岩高校美術部の
藤井ももさんにお願いしました。
ご覧の通り、アメコミを意識した
ポップでノリのいい雰囲気の
素敵なものが完成しました。
藤井さん、有難う御座いました。
フェスは本年度8月28日を予定、
エントリーは七月末開始です。
100名の定員は、
わりと数日で埋まるので、
エントリー開始次第、お早めに!
さて、
前回少しお話した件の補足を
今回書きたいと思うのですが、
まあ、こういうお節介は、
色んなおじさんが至るところで
喋っているわけで、
住職の言葉というよりは、
中年オヤジのぼやき、
と思って読んでくれれば!
何か一つの目標をもって、
明確なビジョンをもって生きろ!
の時代は終わっていて、
それよりも何か
自分の未来を変えるかもしれない
そういうものに出会う
偶然性のアンテナの方が
人生には大事だっていう話。
となれば、今の時点で
将来の目標があまり具体的でなくて
そのことを不安に思ってる若者は、
何も気にする必要がない、
ということをまず、
断言しておきたい。
下手に仮の目標を設定して、
外見だけをよくして進めば、
後で自己存在における
葛藤が起こってしまう。
前置きはこのくらいにして、
では、どうすれば
偶然性のアンテナを
持つことが出来るか…
ということが問題になる。
似たような二つの手段がある。
一つ目は、
物事に熱量を持つこと。
何事にも熱量を持って
取り組むことで、
興味や関心が湧き,
時に火が付いて
自分自身の一つのタグとして
成立するようになれば、
そこから色んな道が開ける
可能性が出てくるからである。
ただ、問題は、
「熱量を持つ」は、
出来ない人にとっては、
非常に抽象的で、
簡単にはいかない。
そこで、提案するのが、
「観察と真似」
自分の周りの
何かに熱中してる奴を
よく観察して、
その生態がどうなってるか
探ってみる。
友達にするなら、
そういう奴が一番。
で、とりあえず、
そいつの真似をしてみる。
そうすると、
何かに熱中出来る
その人の行動原理が
少しでもわかってくる。
これを繰り返す。
とにかく何をやっても
シラけていて、
何をやっても熱量がない人は
社会の評価は低いし、
大人はそれを一瞬で見抜く、
別に何でもいい、
YouTubeを見まくるのでも
ゲームをしまくるでも
ファッションにこだわるのでも
本当に何でもいい。
ぶっちゃけそれらを
熱量を持ってやれば、
いつのまにか作る側になる…
なんてこともあったりする。
物事に対する熱量は、
急には養われない。
癖がつくみたいなもの。
今から培っておくべきであり、
それは将来の目標を持つことより、
むしろ大事なことになる。
熱量がないと、
そもそも物事との深い接点がない。
全てにシラけた関わりしかない奴は
基本的に無機的な毎日が続き、
本当に毎日が同じ繰り返しになり、
偶然性を生む可能性は格段に下がる。
逆に言うと、
熱量があれば、
あらゆる物事に深く入り込むことで、
偶然性に出会う確率が
格段に上がってくるし、
取り巻く環境や友達も
そういう人が多くなる。
その中から入ってくる情報の質も
熱量のない人に比べると、
圧倒的に高い。
まずは、熱量。
で、その手段は、
そういう奴の真似と観察。
次回は二つ目のポイントについて
書いてみたいと思う。