親子の絆=「ちんこ」



 家族でテレビを見ている時、ちょっぴりエッチなシーンがあるとそれこそシーンとなることがある。これは何もウチだけじゃないだろう。



 親がいて子供がいる家庭であれば、冷蔵庫開けっぱくらい頻発すること請け合いなし。エッチなシーン=『性』に携わる事象であり、「ちんこ」率いる下ネタ軍団もそこに含まれる。深夜のお笑い番組であれば下ネタで盛り上がっているが、ゴールデン帯では下ネタがコンプラNGになるのでたまにしか拝見することが出来ない。だからこそ家庭をピリつかせるのかもしれない。




 これは個人的な問題なのだが、最近、ゴールデンの番組を観ない。自分が成長する中で下ネタの趣きを理解し、存分にその趣きを発揮出来る深夜番組がフィットしてきているのである。だからといってゴールデンで下ネタラッシュを披露しても、現代人はすぐに抗議。あくまでも自分にとっては窮屈になっている。




 下ネタを取り上げられた番組はコンプラ配慮のあおりを喰らい、もちろん暴力的であったり、不特定多数を傷つけるものであったりも慮ることとなる。結局、真っ当なネタ番組やドッキリ系、ひな壇に芸能人をお呼びしトークする番組がほとんどである。ずっと当たり前のことを言ってきたが、トーク番組に番宣芸能人呼んでもそんなおもんないから芸人集めてほしいな〜。いや番宣したいのもわかるけどやな。




 なんで下ネタひとつでそんなに家庭が気まずくなるのか。そこには親子の絆があるとかないとか。




 子供はなんだかんだ家の中ではいい子ちゃんである。よっぽどのクソ親でない限り親に心配はかけたくない。下ネタ、特に『性』に関するモノを家庭にぶち込むのは、親に「好きな子とかおらんの〜?」と聞かれるようなソレがある。ほっとけや的な。


 そして子供が親に対してタブーだと感じている、親同士の『性』事情。どんな恋愛をしたか、どんな出会いをしたか、どんな……。そんなものは聞きたくもないという人も多いだろう。そういった各々の事情を少しでも連想させようものならば、団欒に水を差す結果を産む。




 1人でYouTubeとかで見るどぶろっくは死ぬほど面白い。腹が痛いほど笑える。でもゴールデンのネタ番組、「次はどぶろっく!」と言われると少し悩ましいものがある。そんなしょうもないようで親子の絆に関わる問題を抱えている家庭は少なくない。




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恥ずかしがるのも恥ずかしいですよね。