いいね!やコメントありがとうございます♡
🍎🍏励みになります🍏🍎
今回のテーマ
白血病治療の最終的な目標は
微小残存病変(MRD)
を陰性にすることです。
それでは、この記事では
微小残存病変(MRD)とは何か?
を書きたいと思います。
それではSTART▶️
微小残存病変(MRD)とは?
英名:Minimal Residual Disease
治療に効果が見られ、
光学顕微鏡による検査で
白血病細胞が無くなった状態
(寛解に達した状態)
になったとしても、
患者さんの身体の中に存在する
目に見えない少数の癌細胞のことです。
MRDの陰陽性は
患者さんの予後に関わるので
寛解に達した患者さんも
MRDを減らす目的で
治療を続けます。
MRDの検査時期
MRDの検査時期についてです。
① 寛解導入療法の第15日目
⬇︎
② 地固め療法の第1日目
⬇︎
③ 分子標的療法の第1日目
⬇︎
④ 維持療法の第1週目
⬇︎
⑤ 維持療法の第7週目[再寛解導入療法時]
⬇︎
⑥ 維持療法の第17週目[再寛解導入療法時]
⇣
(その後医師の判断により時期を決め検査)
りんごちゃんの場合
4か月に1回の頻度で検査。
⬇︎
⑦ 維持療法終了時:第120週目終了後約1か月後
※りんごちゃんはピンク文字まで終了しています。
MRDの報告書の見方
結果報告書には
MRDのパーセンテージが
書かれています。
私たちの病院では
主治医が口頭でパーセンテージを
教えてくれるのですが
書類で説明された方が安心
という事で、
先生にお願いして原本のコピーを
いただいています。
𖤣原本のコピーは私のインスタに載っています。
目標数値
目標数値としては
寛解導入療法15日目 → 1%未満
それ以外 → 0.01%未満
とされています。
りんごちゃんの検査結果
① 寛解導入療法の第15日目 → 0.08%⭕️
⬇︎
② 地固め療法の第1日目 → 0.07%❌
⬇︎
③ 分子標的療法の第1日目 → 0.004%⭕️
⬇︎
④ 維持療法の第1週目 → 0%⭕️
⬇︎
⑤ 維持療法の第7週目 → 0%⭕️
⬇︎
⑥ 維持療法の第17週目 → 0%⭕️
りんごちゃんの場合は
②回目の検査が通らなかったので
☑︎ 地固め療法の薬の量を増やす
☑︎ 分子標的療法を取り入れる
▲
という措置をとりました。
検査方法
*2022.05.24 更新*
骨髄液を特殊な機械にかけて
MRDを検出します。
骨髄液は骨髄検査、つまり
【骨髄穿刺(こつずいせんし)】
【医療用語🩺:マルク】
【中国語:抽骨髓 / Bone marrow】
という方法によって採取されます。
局部麻酔や全身麻酔をかけてから
太い針を骨髄に刺して
骨髄液を抜き取ります。
▲
📖:コチラより参照
一般的には局部麻酔を採用するようですが
子供などは全身麻酔で対処することも
あるようです。
りんごちゃんも毎回全身麻酔です。
台湾ではほぼ全身麻酔採用が[多]。
私たちの病院は
全身麻酔+局所麻酔で対応します。
すごい太い針を刺しているようで
(「マルク針」というそうです)
検査の跡は必ず残ります。
痛さも半端ないようです
りんごちゃんの背中を見ると
「一生消えないんじゃないか」
と思わせるような穴の跡があります。
でも一生消えなくても
病気と闘った勇気の証です!
▲
【マルク針】
📖:コチラより参照
▲
【骨髄穿刺】
📖:Wikipediaより
骨髄穿刺って実際どんな感じ?
🔺
血液内科医🩺の原田介斗先生 のYouTubeです。
実際に先生が骨髄穿刺を受けられています🫣!
勇気のある方は見てみてください。
私も娘も見ました👀。
今回の記事は以上です。
今回、検出の仕方など
細かいことは省いてしまいました。
勉強したつもりでいましたが
やはり専門知識が無いので
文章にするのが難しい…😵💫
MRDの検出方法が知りたい方や
興味のある方はコチラの資料が読みやすいかと
思います🙇🏻♀️
♡ご覧いただきありがとうございました♡
*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-