技術畑の回想録 -6ページ目

技術畑の回想録

技術者であり、かつて天文ファンでもあり、インターネットが無い時代等、現在・過去含めて印象に残っている内容を思い出しながら様々な分野の情報発信をしていきます。

 

パソコン関連のウィルス対策ソフトと言えば、

 

”ノートン” 、 ”マカフィー” 、 ”ウイルスバスター” が有名です。

一般ユーザー向けのウイルス対策ソフトはブラックリスト型と呼ばれ、メーカーが提供するブラックリストの最新ウイルス情報からウイルスを検知します。

この方法に対してホワイトリスト型はホワイトリストに登録したアプリケーション以外は実行しないようにします。

ブラックリスト型は、最新のブラックリストの更新が常に必要なため、常にインターネットに接続された環境が必要です。

しかし、ホワイトリスト型はインターネットに接続する必要がなく、さらに更新の必要がありません。

 

そのため、インターネット環境が無い生産工場内で利用する制御用パソコンには最適な選択と言えます。

このホワイトリスト型はかなり以前からあるのですが、以外と知られていません。

お試し版もありますので、興味のある方は以下Webページを参照して下さい。

マカフィーのホワイトリスト型ソフトウェア ↓↓↓
https://www.mcafee.com/enterprise/ja-jp/products/embedded-control.html

お試しあれ!

数年前に新しい装置の開発を行い、どうしてもクリアできない問題がありました。

物理的な原理では、先端が微細なプローブを使う必要があるのですが、先端の欠けが発生して、すぐに使用できなくなってしまいます。

欠けが発生すると、予想外の結果となり、万策尽きていました

ある時、ソフトウェア外注の担当者と居酒屋でお酒を飲みながら話をしていた時、欠けたプローブでも可能性があるのではないかと、話が盛り上がりました。

 


実は、この欠けたプローブの場合、今迄見た事がないような、規則性のある結果となっていたのです。

そして、新たなアルゴリズムのソフトウェアを試した結果、微細では無いプローブでも測定が可能となりました。

さらにプローブの寿命が延びる結果にもなりました。

今回は偶然、欠けが発生した結果を見逃さずに挑戦した事で逆転の発想につながりました。

ある意味、安堵した瞬間でした。

電子回路の世界では、ノイズ(雑音)という言葉が頻繁に登場します。

一般的なノイズの解釈は、入力信号に対して、意図しない出力信号を表現している感じがします。

電子回路業界で有名なノイズは”ホワイトノイズ” で、FMラジオ、又はテレビのアナログ放送で放送電波が無い時の”シャー”という、あの音です。

 


これは、両方ともFM受信回路特有の無電波時の検波信号で、全周波数で信号強度がほぼ一定になります。

このホワイトノイズを聞くと、

”集中力が上がる” ”睡眠の質が上がる” 、”耳鳴り軽減”の報告もあるようです。

 

興味のある方は Googleで ”ホワイトノイズ” で検索してみて下さい。


個人的に、この音は嫌いなのですが、電波を受信した時の静寂さとのギャップは好きです。

この時の雑音と静寂さとの比を

C/N (Carrier to noise ratio) と呼び、受信感度の評価基準になります。


ただし、一般的な雑音の評価基準は、

S/N (Signal to Noise ratio) です。

実は、電子回路の雑音には外部雑音以外に内部雑音があります。

一般的には、外部からの雑音が支配的になるのですが、微小信号増幅の場合、増幅器の内部雑音が影響を及ぼす場合があります。

理想的なトランジスタやオペアンプは内部雑音が発生しないのですが、現実の部品では、内部雑音が必ず発生します。

特に、入力インピーダンスが高い回路の場合、使用する半導体や抵抗が発する雑音の影響を受けやすくなるため、設計時の部品選定に注意が必要になります。