技術畑の回想録 -24ページ目

技術畑の回想録

技術者であり、かつて天文ファンでもあり、インターネットが無い時代等、現在・過去含めて印象に残っている内容を思い出しながら様々な分野の情報発信をしていきます。

太陽が昇っている真昼は、太陽が明るすぎて、日食を除き、他の天体を見る事ができませんが、明るい星の場合、実は天体望遠鏡で見る事ができます。

これは岡山県にある、美星天文台に行った時のお話です。

行った日が平日の昼間のため、人がほとんどいませんでした。

展示を見るだけで帰ろうかと思っていたら、昼間に金星が見られるとの情報があり、大型望遠鏡で見せてもらいました。

金星は明けの明星か、宵の明星のイメージしかなかったので、正直、昼間の金星は驚きでした。

 

来場者が誰もいなかったので、明るい恒星も見られるという事でしし座のアルギエバ(二重星)をリクエストしました。

なんと、見えました。超感動です。

私は、あまり、点にしか見えない恒星は望遠鏡で見るに値しないと思っていましたが、昼間の星はとても感動しました。

 

担当の方と直接、色々なお話ができ、貴重な体験でした。

美星天文台では、夜間の一般観望会もありますが、大型望遠鏡(口径 101cm)の貸し切りもあるそうです。

ただし、その日が曇ったら残念な事になりますが・・・。

批評批判という言葉は同じ意味のようで、違いがあります。

広辞苑では、以下のように書かれています。

批評
物事の善悪・美醜・是非などについて評価し論ずること。

批判
①物事の真偽や善悪を批評し判定すること。

 

②人物・行為・判断・学説・作品などの価値・能力・正当性・妥当性などを評価すること。否定的内容のものをいう場合が多い。哲学では、特に認識能力の吟味を意味することがある。


なぜか、批判の方が意味が広く、何となく否定的な意味になっている感じがします。

判がつくことで、判定を行うため、どちらかが善で、どちらかが悪になってしまうからなのでしょう。

実際は判定されるものに善悪はないのですが、判定した事によって善悪になってしまいます。

言葉って不思議です。

大型望遠鏡は通常、一般公開されないのですが、一部の天文台で一般公開されており、これを公開天文台と呼びます。

ただし、主鏡のサイズが100cmを越える大型望遠鏡を設置している天文台は少ないです。

私が訪れた事のある公開天文台を紹介します。

和歌山県海草郡紀美野町、URL:http://www.obs.jp/

和歌山県下最大の口径105cm F8 カセグレン式反射望遠鏡(西村製作所 製)があります。



昼間の展示やプラネタリウム(小規模)はすべて無料で、夜の観望会のみ有料です。

かなり、高い場所にありますので、昼・夜含めて眺めは最高です

 


ただし、完全入替え制なので、途中からの入場はお勧めできません。

私が訪れていた時は、いつも10人以下でした。

人数が少ないと、希望の天体を見せてもらう事ができます。

天文台迄の道路はとても狭いので、運転に不慣れな方はちょっと厳しい場所です。


岡山県井原市美星町、URL:http://www.bao.city.ibara.okayama.jp/

口径101cm F12 カセグレン式反射望遠鏡(法月技研 製)があります。



天文台迄の道路が整備されているため、車で行きやすい面、来場者がとても多いです。

美星(びせい)町という地名でも分かるように、星がとてもきれいな場所です。



望遠鏡の観覧時間が午後6時~10時迄で、その時間帯はいつでも見ることができます。

来場者が多いため、常に、順番での観望になりますが、同じ天体を何回かの周期で紹介してくれるため、途中からの参加でもOKです。

大型望遠鏡以外にも外に、大口径の双眼鏡もあり、お勧めです。

 

お試しあれ!