技術畑の回想録 -14ページ目

技術畑の回想録

技術者であり、かつて天文ファンでもあり、インターネットが無い時代等、現在・過去含めて印象に残っている内容を思い出しながら様々な分野の情報発信をしていきます。

新しい事にチャレンジする時、"難しい"という言葉をよく使います。

難しい” とは、できなくはないけれど、可能性が低いとか、時間が必要という意味だと思います。

しかし、海外では、”難しい”は”できない”と判断されてしまいます。

この”難しい” の表現は日本人的な言い回しだと思います。

”難しい” という思考はどこからくるのか、分析してみました。

【経験が無い】
【失敗するかもしれない】
【責任がとれない】
【自信が無い】


よく考えてみると、未来を勝手に頭の中で予想して判断している気がします。

 

未知な物は、できなくて当たり前ですが、不思議とそういう判断になってしまいます。


しかし、実はできるけど、ちょっと不安という気持ちもあるのかもしれません。

私の場合は、最初から無理と思って、できる方法を模索していきます。

ちょっと変ですが、これが自分流です。

回路設計を含め、設計には以下2種類あります。

①誰かが設計した物を基準に、機能追加等の改良を行う。
 ⇒すでに設計の基本が完成している。

②何も無いところから、新たな機能・性能を持つ新規設計を行う。
 ⇒手本が無く、すべてを自分で考え出す必要があり、選択の連続。

この2つの違いは、根本的な部分であり、ゼロから生み出せるかどうかです。

最近迄、何故、同じように知識がありながら、ゼロからの設計ができる人と、できない人の違いがあるのかが、分かりませんでした。

しかし、自分軸と他人軸の人が存在する事が分かった事で、この疑問が解けた気がします。

①の場合は基本設計があるため、その流れで設計ができ、他人軸でも可能です。

しかし、②の場合はすべての設計を独自の考えで行う必要があり、自分軸が無いと不安になり、設計する事ができません。

以上の考察より、他人軸の場合は、人目を気にして、本来の力が発揮できない事になります。

 

確かに、ゼロから設計できる人は私の経験上、マニアックな人がほとんどです。

何はともあれ、結果的に適材・適所になっているのかもしれません。

「自分軸」、「他人軸」 という言葉を最近よく耳にします。

しかし、広辞苑には、この2つの言葉がありませんが、Web上では多くの解釈があります。

【自分軸】
・自分の中にある信念。
・自分の信念や思いで発言し、行動する。


【他人軸】
・他人からどう思われるかが基準となる言動や行動
・周りの目を気にする。
・他人の意見に影響される。
・いい人でありたい。

 

図で書くと、こんな感じですね。

 

 

私は自分軸で生きてきたので、他人軸が理解できませんでした。

最近分かった事ですが、自分の身の回りのほとんどが他人軸のように思えます。

 

他人軸の存在に気付いてからは、他人の行動や言動を観察する事が多くなりました。

今迄は、他人は他人、自分は自分で、他人の事が気にならなかったのですが、最近は、気にするようになりました。

子供の頃からですが、年上の人から生意気だとか、ビートたけしのように毒舌とか言われてきましたが、これが自分軸だったのかもしれません。

 

自分軸少数派であり、私は少数派が好きなので、これは、これでいいのかなあ。

 

あなたはどっち?