燐夢☆太郎の「スーパー銭湯へ行こう!」 -17ページ目

今日の御紹介は「スパ・リゾートリバティ」なのです。
燐夢太郎のスーパー銭湯へ行こう!
だんじりで有名な大阪府岸和田市。その岸和田市にあった「スパ・リゾ
ートリバティ」を御紹介しましょう。
冒頭「あった」と書きましたが、この「スパ・リゾートリバティ」は2012年の
2月に閉鎖となってしまったのであります。
正直申しますと、このブログ「燐夢・太郎のスーパー銭湯へ行こう」では
閉鎖となってしまった温浴施設は御紹介しても意味が無い、と思いまし
てスタート当初から近年にオープンした温浴施設を中心にブログを書い
て参りました。ですが、ブログをアップしようと思いながらも後回しにして
しまっている内に閉鎖となってしまった温浴施設も多々ありまして、これ
らの温浴施設を御紹介する記事をアップする機会を失ってしまった訳で
あります。それら閉鎖した温浴施設の殆どは秘湯ブーム→日帰り温泉
の黎明期→街中スーパー銭湯乱立という温泉レジャーの栄枯盛衰の
流れの中で、立派に庶民のレジャーの目的の一つとして成立していた
業態でありまして、時代の流れに押し流されていった温浴施設は紹介
しない、というのは非常に勿体無く感じておりました。
現在の「街中の温浴施設」という業態を知る上で、昭和の時代に成立
した温浴施設は非常に興味深い施設が多く御座います。このブログ、
燐夢・太郎のスーパー銭湯へ行こうはワタクシ、燐夢のスーパー銭湯
体験記であると同時に日本が世界に誇る「スーパー銭湯」という文化
そして業態の紹介ブログにしたいと思って始めた経緯もゴザイマスので
今回は他の閉鎖となった温浴施設にも触れながら「スパ・リゾートリバ
ティ」を御紹介したく存じます。
燐夢太郎のスーパー銭湯へ行こう!

昭和60年代、昭和の時代が終わり平成の時代の幕開けを迎える正しく
夜明け前と言った時代でしょうか。
昭和50年代後半は高度経済成長期がまだまだ続くと思われた時代で
あり、沢山の日本人の目が「仕事」から「余暇」へと向けられようとした
時代でした。それは一握りの富裕層だけのモノではなく庶民も含めた
「余暇」の消費対象が枚挙した時代であったとも思います。家電の普及
によるカラーテレビが行き渡った時代。カラーテレビによる観光地の映像
はあらゆる日本人をさらなる消費行動へと駆り立てます。そして空前の
マイカーブーム。一家に一台、とまるで標語のような言葉の響きに日本人
のほとんどが感じていたのは「総中流階級」なのであります。
「カラーテレビ」「マイカー」これらの普及が現在の日本の消費行動を邁進
させたと言っても過言ではないんじゃないでしょうか。
「カラーテレビ」で見た遠方の観光地に「マイカー」で出掛ける。このキー
ワードが昭和60年代前半に空前の「秘湯ブーム」を巻き起こします。
昭和の「温泉ブーム」の立役者となったのは「城崎温泉」と「有馬温泉」
関西における温泉の2大双璧とも言える温泉地に加え岡山の湯村温泉
、和歌山の白浜温泉、龍神温泉なども「行きたい温泉地」にランクされて
いました。しかし現在の日本の「スーパー銭湯ブーム」と違うのは宿泊を
前提とした小旅行だったということです。予算もそれなりに必要となって
きます。ですが予算をそれだけ掛けても遠方の秘湯へ足を伸ばさせる
魅力が「温泉地」にはあったのです。海や山に囲まれたロケーションで
入浴する「露天風呂」、そして「美肌効果」「治癒効果」のある効能。
これらは街中の公衆浴場では得られないと思われ、尚且つ消費行動こそ

が「余暇」と捉えられた時代であります。
この頃には様々な「温泉」を謳った「入浴剤」がブームとなった時代でも
あります。近所の銭湯では温泉に入れない、しかも人が多いと来ている
となると、家風呂でジックリと入浴剤で温泉気分に浸ろうという静かな
ブームにもなりました。ここで「街の銭湯」と「温泉地」の格差が埋められる
燐夢太郎のスーパー銭湯へ行こう!

ことなく平成に入っていくのです。
これは漫画「サザエさん」に代表される大家族から核家族へ移行する我が
国ニッポンの人口比率にも比例されるようにも思いませんか。
人口比率の格差が温浴施設の各業態の格差を反映してるって興味深い
ですよね。しかしながら「秘湯ブーム」が一段落した平成元年の前後に
その「銭湯」と「温泉地」の格差を埋める温浴施設の業態が登場します。 燐夢太郎のスーパー銭湯へ行こう!

それが健康ランドと呼ばれる業態なのでした。
過去には様々な「健康ランド」がありました。兵庫県宝塚市にあった「宝塚
温泉 チボリカラカラテルメ」や滋賀県大津市にあった「琵琶湖温泉 びわ湖
パラダイス」や大阪府吹田市の「ミリカ天然温泉 千里の湯」、兵庫県尼崎
市にあった「アーバンリゾートクラブ」、大阪市中央区「ヘルスファーム」、
これらの街中の健康ランドは「温泉」をイッキに身近なモノへと変えて行き
ました。その中の一つにスパ・リゾートリバティの前身となる、「クアオルト

リバティ泉州健康センター」がありました。
昭和63年にオープン以来、沢山の利用客が居ましたが2004年に一旦は
営業を終了してゲームで有名な「ナムコ・スパリゾート」によってリニュー
アルオープンしますが、その後は温浴施設や旅館業を全国展開する企業
「万葉倶楽部株式会社」の経営となり、終に2012年2月末には24年間と
いう歴史に幕を閉じます。
1日約630トンという豊富な湧出量を誇る天然温泉であり、また利用客の
認知度も高いこともあるので復活して欲しいですね。
さて、閉館してしまった「スパ・リゾートリバティ」でありますが健康ランドと
しては現存する同業態としては最大級の部類に入る面積を誇っていたと
思います。館内の施設はゲームセンター・カラオケルーム・売店は勿論の
事、漫画コーナーもありました。御食事処は焼肉・お好み焼き「祭花」と
和食「祭ばやし」、そして大広間にある「お祭り広場」更にはカフェコーナー
「カフェリバティ」と充実し過ぎです。エステ・リラックス系は中国式足つぼ
健康法やボディケアの「トロもみ」、癒足処では足底療法・みみクリーン、
クイックボディケア、「美爪」はネイル、美肌処は韓国式アカスリ、東洋整体
更に「テワラン」ではタイ古式療法、「バンダバルー」はバリ式エステそして
インド式セラピー、「ルマサヤ」はボディケア・足底療法・タイ古式、まだあり
ますスウェーデン式アロマボディケアにハワイアンボディケアにセブ式ココ
ナッツオイル・トリートメントと、これでもかって程の施術が受けられたよう
です。世界のリラクゼーション大集合ってな感じで。
もちろん湯上りに休憩できるリラックスルームや宿泊用のカプセルルーム
もあったりしますが、特筆すべきは理容サロン、そして医院があったこと
でしょう。御医者さんの居る健康ランド、初めてでした。
燐夢太郎のスーパー銭湯へ行こう!

そして御風呂、千亀利の湯と呼ばれる銀泉であります。その千亀利の湯
を利用した湯船は露天風呂エリアと内風呂の大源泉風呂でしたが大浴場
が天井3階部分まであろうかと思うフキヌケに加え、湯船の広いことから
その開放感には度肝を抜かれました。
大浴場の内風呂は近代的な造りで、巨大ジャグジー風の大源泉風呂や
広い室内のスタジアムサウナ、古代檜風呂とありましてワタクシ、燐夢が
面白い!と思ったのは15m長はあると思われる温水プールでありました。
もちろん男女別の御風呂ですので生まれたまんまの姿、つまり真っ裸で
水泳できました。そして露天風呂は一転して和風テイストで壷湯、露天
岩風呂とありました。
本来なら<スーパー銭湯度><御気軽度><レジャー施設度>の☆を
付けるのですが、閉館してしまった温浴施設ですので敢えて付けなかった
事を御了承下さいませ。
運営会社をしていた「万葉倶楽部 神戸ハーバーランド温泉」の使用温泉
がここスパ・リゾートリバティの源泉「千亀利の湯」でしたので今回の閉店
は惜しまれる限りで御座います。
燐夢太郎のスーパー銭湯へ行こう!
<スパ・リゾート リバティ>
http://www.manyo.co.jp/kishiwada

今日ご紹介するのは「天然温泉 延羽の湯 本店 羽曳野」なのです。

<スーパー銭湯度☆☆☆☆>
大阪府羽曳野市は所謂、南大阪の中でも南河内エリアと呼ばれ自然
と歴史に溢れた街なのであります。奈良県・大阪府を流れて大阪湾に
注ぐ一級水系である「大和川」そして大和川の支流である「石川」を擁
して、その石川の河川敷には大阪府営の河川敷公園があるのです。
この石川の河川敷には自転車専用道路「南河内サイクルライン」が
設置されています。大和川から八尾空港を望む大正橋を起点として
河内長野市原町に至る総距離21.1kmを誇る日本有数のサイクリング
コースがあるのです。この南河内サイクルラインは21.1kmという距離
をずっと河川敷を走行できる訳ではなく、河内長野市に入ってくると
街中を走ったりするエリアもあるようなのですが、所謂「サイクル野郎」
の一番の好ポイントとなっているのは石川の羽曳野市エリアではない
でしょうか。応神天皇陵を初めとする古墳群が街央に鎮座していまして
中でもヤマトタケルノミコトの「日本武尊白鳥陵」には古代神話ロマン
への思いを馳せてしまいますね。
今日ご紹介する「天然温泉 延羽の湯 本店 羽曳野」は「日本武尊白鳥
陵」に近い羽曳野市広瀬にある温浴施設なのであります。
「天然温泉 延羽の湯 本店 羽曳野」はパチンコ店を初めとしたエンター
テイメント型レジャー施設を多店舗展開する大手企業により平成18年
にオープンしました。平成18年と言えば「失われた10年」と言われた
バブル崩壊後の日本の景気を更に失速させたリーマンショックの引金
となったアメリカのサブプライムローン問題が徐々に明るみになってきた
時期でもあります。平成18年は当時の政権与党が聖域なき構造改革、
郵政民営化を掲げ、拍手喝采を得て国民の支持を受けていた時代で
あり、また我が国日本の当時の最大の輸出先国であったアメリカが再び
好景気に沸く前兆が見え始めた事もあって日本もその恩恵に与かって
景気回復への期待感が広まりつつあった時代でした。それを象徴する
出来事として日本の自動車メーカーがアメリカで販売台数で2位に立つ
という記事に感銘を受け更には、ワールドベースボールクラシック第1回
大会で日本が優勝と言った出来事に多くの人々が勇気を貰いました。
これらの出来事に鼓舞され、不景気だからと言って萎縮するのではなく
景気回復への反転攻勢の機運が各企業に感じ取られる時代でした。
延羽の湯を運営するこの大手企業のことを少し述べると、昭和39年に
阿倍野区にてパチンコ店を創業、以後はバブル全盛期には出店を進め
つつパチンコ遊技場以外の異業種にも参入して行きます。昭和の時代
にはディスコ、当時ブームだったローラースケート場を手掛け、平成に
入ってからはライブハウス、ゴルフ場、レストランなど異業種にドンドン
参入して行くのです。平成10年にはギャンブルの本場であるマカオにも
パチンコ店を出店。こうなるとイケイケドンドンですね~
ただこれらの異業種への参入でありますが、ワタクシ、燐夢が思うには
どの店舗も社交場=コミニュケーションの場なのではないでしょうか。
つまりは「天然温泉 延羽の湯 本店 羽曳野」も温泉コミニュケーション
であります。加えてパチンコ遊技場と同じく、御手軽かつ御気軽な老若
男女が楽しめるレジャーであります。ですがギャンブルはホドホドに。
そんな平成18年にオープンした「天然温泉 延羽の湯 本店 羽曳野」で
ありますが、パチンコ遊技場を初めとした様々なエンターテイメント施設
を手掛けてきた大手企業のノウハウが随所に感じられる、正しく御湯の
テーマパークなのであります。
現在のスーパー銭湯出店の多くは温泉を通して癒しやリラックスを提供
する事に主眼を置いていますが、ワタクシ、燐夢が思うに「空間」という
演出も大事だと思うのです。それで行くと限られた占有面積や延べ床
面積でアレコレ工夫して「空間」を演出する温浴施設が多くるように思う
のですが、やはりその「空間」の「採算」だの「経費」がチラつきはじめた
瞬間には興醒めする事もあるんですよね。
ところが延羽の湯 羽曳野にはコレデモかっ!という程の「豪華」な空間
が溢れているのです。流石、エンターテイメント型レジャー施設を不景気
の中でも妥協なく出店を続けてきただけのことはあります。同じ御金を
支払って利用するなら「安心」「満足」は欲しいですよね~
燐夢太郎のスーパー銭湯へ行こう!

さてインプであります。阪神高速道路から南阪奈道路に入り羽曳野I.C
を降りて国道170号線を走ると川沿いにありました。パチンコ店の巨大
看板です。ナビの通りに来たので「アレッ?」と思っていると向い側に
パチンコ店とは若干違和感を感じる和風の大観光旅館風の建物があり
そのエントランスはロータリーになっていて勢い良く燃え盛るタイマツが
見えました。「ココカッ!」と思いながら駐車場を探したのですがパチンコ
店の駐車場しか無い様でした。ネットで確認したところ延羽の湯を運営
する大手企業はパチンコ店と温浴施設を併設していたので先ずクルマを
停めて、改めて見てみるとパチンコ店も延羽の湯もデカイ建屋で圧倒
されました。館内に入ってみるとピカピカのフローリングで、気持ちよく
入館してみると左手にはフロント右手には焼肉店があります。温浴施設
で焼肉店を併設している所ってナカナカないんですよね。天井を見上げ
るとワンフロアながらフキヌケになっていて更にはライティングされていて
解放感は抜群であります。しかもロビーが広く、建屋の和風外観を程よく
良い意味で裏切ってくれる現代建築デザインの館内であります。利用者
は綺麗!広い!って思うでしょうね。敷地が1万2千坪あるんですから!
イザ!御風呂へ。館内の綺麗という印象は脱衣所でも変わりません。
随所にライティングが施され御湯への高揚感は高まります。
浴室内に入ると以外とシンプルな構成で、大きな湯船と座湯がそれぞれ
一つと「ん?」と思ったのですが露天風呂に行ってビックリ!広い!広すぎ
ます!延羽の湯の公式発表は分からないのですが露天風呂だけでも
女湯・男湯合わせて5~600坪ぐらいはあるんですかね。この露天風呂
だけでも一湯の価値あり。この広大な露天風呂は周囲を樹木が生い茂り
もちろんライティングの演出もあって、大阪近郊にこんな自然と一体となれ
る場所があったのか!と思わせる程の幽玄の美を醸し出しております。
残念ながら700Lとも750Lとも言われる豊富な湧出量を誇りながらも全て
の湯船が源泉掛け流しではないこと、加えて露天風呂から空を見上げる
と送電線が走っていて若干興醒めの瞬間があることでしょうか。しかし
ずっと空見上げてたらコケちゃいますしねぇ…でも☆4つでスンマソン!
それでも各湯船にはコダワリの御風呂造りを感じさせます。御紹介します
と、露天風呂の入口出てすぐの所にある信楽壷湯、樹木と天然岩に囲ま
れたスペースに品格のある信楽の大壷が4つあって独りきりで浸かると
「フ~ッ」と声が出ちゃいます。そして源泉掛け流し風呂、元々の源泉は
延羽の湯公式パンフレットによると「約30~40度(季節により加温)」とあり
確かに少しヌルメではありますが、ジックリ御湯に浸かるにはこれくらいの
温度が熱すぎず冷たすぎずでいいんじゃないでしょうか。また、源泉加温
岩風呂は丁度いい熱さでしてサウナ入らないなら、この湯船で良いかも。
香草風呂、その名の通り香草バックが浮いていてジヮーンと来ます。でも
刺激は少ないですよ。香草風呂のある香草庵を初め、全て和の質感に
溢れ、木目の見える柱の櫓や格子は延羽の湯公式パンフにあるように
「風情あふれる露天風呂」なのであります。ワタクシ、燐夢が面白いな~
と思ったのは寝湯なのです。シッカリと区切られた御一人様専用の浅瀬の
湯船に寝っ転がると天井には簾の屋根があります。子供の頃、夏休みに
田舎のおばあちゃんちに御泊りして、簾の庇の下で夏蒲団にゴロ寝する
ような、そんな懐かしさと温もりのある湯船であります。
サウナは高温ドライサウナ「熱の室」と薬草スチーム「薬湯の室」とあって
「熱の室」ではロウリュが行われているようです。ロウリュとはサウナ浴室
の熱源である加熱した石にアロマ水を数滴落として発生する蒸気を団扇
などで扇いで蒸気による熱気をイッキにサウナ浴室内に広げる、という事
です。汗を徹底してかきたい時はコレですよ!サウナから出た後は爽快
間違いない!それで露天風呂で冷まして源泉掛け流し風呂!最高です!
なお、女湯には足湯があるようですがワタクシ、燐夢は未体験です!
燐夢太郎のスーパー銭湯へ行こう!
<御気軽度☆☆☆☆>
延羽の湯の公式パンフによると入泉料が大人(中学生以上)800円・小人
(小学生以下)400円・3歳以下 無料となっていて、いずれも貸タオル付
とのことで近隣の温浴施設に比べると若干高い設定だと思われますが、
貸しタオル付で分かりやすい料金設定ですからね。これはこれで良いん
じゃないでしょうか。そして薬石蒸汗房、イワユル岩盤浴でしょうか利用料
は大人(中学生以上)800円・小人(小学生以下)500円、大人・小人とも
貸サウナ着・貸タオル付で、3歳以下は無料ですが貸サウナ着は別途
200円が必要だそうです。まあ、親子でも利用可能という事でしょうかね。
実際そんな感じだったかも。館内は入泉料のみでの利用可能なエリアと
貸サウナ着を着用で利用できるエリア、貸館内着を着用で利用可能な
エリアと分かれていて何だかヤヤコシイですが、殆どの人は前述の薬石
蒸汗房を利用するんじゃないでしょうかね~詳細は「天然温泉 延羽の湯
本店 羽曳野」の公式サイトで御確認を御願い致します。m(_ _)m
アクセスは非常に良いです。マイカー派には巨大な駐車場があって嬉しい
ですね。電車派には延羽の湯 羽曳野の近隣の駅から無料送迎バスが
出ているとのことで、最近は無料送迎バスを無くす温浴施設が増えてきて
いるので、嬉しい限りですよね。駐車場・無料送迎バスとも詳細は延羽の
湯 羽曳野の公式サイトで御確認下さいませ!

<レジャー施設度☆☆☆☆☆>
おおっ!最高点を付けてしまいました。御財布に余裕があって魂の贅沢!
と思って過ごすならカナリ楽しめる温浴施設ですね。前述の薬石蒸汗房
は着衣サウナゾーン・ヒーリングゾーン・ドリンクゾーンと3つのゾーンから
なっていて、何だか他の温浴施設にもあるようなVIPルームも同時に楽し
めたような、そんな御徳感がありますね。そしてリラクゼーションルームの
「離楽房」もあって。ワタクシ、燐夢がコレええなぁ~と思ったのは御食事
処の焼肉「炎」ですね。焼肉やしゃぶしゃぶの食べ放題があるんですね!
次回利用時には焼肉食べ放題してみたいです。そして和食レストランの
四季旬菜「里山」も高級店の風格があって落ち着きそうです。
もちろん理容室やエステ・マッサージ処もあります。でも御財布に余裕が
なくて、御風呂だけ楽しみたいってオマエタチ、皆々様も大丈夫!様々な
趣向を凝らしたイベントが行われているようです。「天然温泉 延羽の湯
本店 羽曳野」の公式サイトで御確認を御願い致します。m(_ _)m

<天然温泉 延羽の湯 本店 羽曳野>
http://www.nobuta123.co.jp/nobehahabikino/

今日の御紹介は「ヒルホテル サンピア伊賀 芭蕉の湯」なのです。
燐夢太郎のスーパー銭湯へ行こう!
<スーパー銭湯度☆☆☆>
「あ~あっ~」そんなタメ息があちらこちらで聞かれそうな消費税増税。
ずっと論議されていましたが終に、という感じで衆議院で法案が可決
されてしまいましたね。
思えばバブル崩壊後の日本はリストラの嵐でした。それは民間企業
だけでなく一般家庭でも家計の見直しが行われました。企業内リストラ
による賃金カット、ボーナス減。余波は一般家庭にもおよんでイの一番
に見直されたのがお出掛けや外食など余暇を楽しむ為のレクレーション
つまり消費行動が見直されたのでした。かくしてデフレスパイラル日本
が始まる訳であります。「デフレスパイラル日本チャチャチャ!」などと
ノンキに手を叩いている場合じゃあ~ござんせん!
「お出掛け」を控えて減った給料分をカヴァーする→その家庭内リストラ
が更なる消費行動を抑制させる→あらゆる企業・産業が売上を落とす
→社内リストラを推進させる→人件費・経費を削減→賃金カット→…
まあ、ニワトリが先か?卵が先か?みたいな話ですが出口の見えない
デフレスパイラルの真っ只中に消費税増税ですよ!
実質的物価上昇ですね!売上が伸びない各企業は人件費を増やす
どころか払わなきゃならない税金ばっかりがドンドン増えて行くんです
から!これはデフレ・メビウスの輪やデフレ・ブラックホールとも言うべき
現象ですね。永遠に出口の見えない永久迷宮…
さて今回御紹介する「ヒルホテル サンピア伊賀 芭蕉の湯」であります
が、そんなリストラの嵐が行政官庁にも吹き荒れる時代を経て、誕生
した温浴施設なのであります。
バブル崩壊後スグの日本はナンデモカンデモえいやっ!とリストラを
進めた訳ではなく、バブルの黄金の日々の余韻に浸っていた人々も
多々いました。トリワケ、行政官庁の中でも社会保険庁なんかはノ~
ンビリしてたんでしょうか「天下り」「役人天国」と揶揄されたモノでした。
この時期はバブル全盛期に計画された様々な公共事業がえいやっ!
と行われた時代でもあり、ダムや高速道路そして箱物行政と後々に
揶揄される様々な施設の建設が推し進められた時代でもありました。
今頃になってこれら公共事業の邁進が我々にツケとなって却ってきた
ことはオマエタチ、皆々様も良~く存じ上げられていることでしょう。
後の政権交代の前後からはそれら公共事業が血税のムダ消費として
槍玉に挙げられるわけなのです。その中でもヒトキワ注目を浴びたのが
厚生年金加入者の福祉増進を目的として社会保険庁が設置を行った
厚生年金福祉施設でした。財源を国民が納めた厚生年金として日本
各地に様々な施設を作ったのです。多目的ホール、レジャー施設や
教育機関、老人保健施設、スポーツ施設そして厚生年金休暇センター
と呼ばれたリゾートスタイルの宿泊施設がありました。
「ヒルホテル サンピア伊賀」の前身は前述の厚生年金休暇センターで
ありました。1992年に「三重厚生年金健康福祉センター」として営業を
開始、運営者は財団法人厚生年金事業振興団でして正に「天下り」
「箱物行政」でありました。ですが施設としての魅力もあった訳でして
1990年には天然温泉を掘り当て伊賀上野温泉となる訳なのです。
しかしながらバブル崩壊を経て類を見ない不景気の時代へと突入する
疲弊した日本では国民の不平不満が、行政官庁の様々なムダ行政
へとブツケラレル時代であり、更には一般企業における終身雇用制度
の崩壊と日本企業の海外への生産シフトがもたらした産業の空洞化
が、招いた雇用形態(派遣労働者、パートタイマーなど)の増加は厚生
年金加入者数の減少を一層推し進める結果となり、利用者の少ない、
多いに関らず年金を食いつぶす厚生年金福祉施設はムダ、という烙印
を押されてしまうのです。
その結果、国民の声に後押しされる形で「独立行政法人年金健康保険
福祉施設整理機構」が2005年に設立され「箱物行政」の合理化計画を
進める事になり、社会保険庁から全ての厚生年金施設を「独立行政
法人年金健康保険福祉施設整理機構」が譲渡を受けたのです。
まあ、合理化と言ってもハコモノを処分するってことらしいです。それで
これら厚生年金福祉施設は譲渡後、ウェルシティ・ウェルハートピア
ウェルサンピアと3つの事業形態となり前述の「三重厚生年金健康福祉
センター」は「ウェルサンピア伊賀」として営業を開始します。
その後、厚生年金福祉施設だったウェルシティ・ウェルハートピアそして
ウェルサンピアは清算・廃止もしくは譲渡への道を辿るのですが各地で
反対運動が巻き起こるのです。元来、厚生年金を財源とした施設でし
たので割安の料金に加えて豪華な設備があるんですからリピーターも
多くいたんでしょうね。建設された場所は町おこし村おこしを必要とした
エリアも多かったんでしょう。この「ウェルサンピア伊賀」にもそういった
廃止反対運動があったようで平成17年に「ウェルサンピア伊賀を存続
させる会」が地元の有力者を中心に発足しました。
このウェルサンピア伊賀は地元住民には無くてはならない存在だった
のでしょう。地元の催事や研修会、そしてレジャー。中には結婚式を
挙げた人も居たんだと思います。それと2006年には35万人の利用者
があって黒字計上をしたそうですから「町おこし」の拠点だったと思い
ます。そういった状況の中、ウェルサンピア伊賀は平成22年に一旦は
営業を終了し、廃止か?売却か?の選択を迫られることになります。
そこで立ち上がったのが「ウェルサンピア伊賀を存続させる会」の人々
でした。入札に参加するべく会社を設立、その後の実質的運営会社
となる第3セクターを立ち上げます。その入札時期が2009年の2月で
「ヒルホテル サンピア伊賀」として第3セクター企業の運営で心機一転
営業を開始したのが2009年の5月ですから、いかに地元住民の支援
を短期間で得た総合レジャー施設であるか御分りでしょう。
「ヒルホテル サンピア伊賀」営業開始までのドラマをイッキに述べました。 燐夢太郎のスーパー銭湯へ行こう!
しかし、このブログは「スーパー銭湯体験記」でありますので御風呂の
ことを書かねばなりません!
という訳で泉質インプでございます。ヒルホテル サンピア伊賀までは
大阪方面から西名阪自動車道を通り名阪国道へ抜け友生インターを
降りると住宅街を抜けるとありました。ワタクシ、最初は健康センター
ライクな温浴施設を名前から想像していたのですがパッと見はリゾート
ホテルでした。テニスコートが数面見えて、そこを抜けるとスロープが
あり、そこがパーキングでした。そして館内へ。受付があるのですが
ホテルのフロントって感じでした。それもその筈、本館が隣接していて
宿泊客は本館から通路を通って温浴施設に移動でき、一般利用者は
直接、温浴施設に入るのです。
さて大浴場へ。脱衣所はロッカーや浴衣を置いておくカゴもあったり
して完全に温泉ホテルの大浴場ですね。そして御風呂に行くとフキヌケ
の高い天井に近代的な造りの外壁、なのですがナゼか懐かしさを感じ
ます。このブログを書いて気づいたのですがオープンは2009年ですが
厚生年金福祉センターの営業開始の1992年から20年経過しているの
です。その懐かしさを感じるのは他にもあって例えばサウナ。昔風に
室内にはサウナの起源やサウナの利用法を書いた看板がありました。
昭和にあった温浴施設のサウナって殆ど、この看板がありましたっけ。
大浴場は洋風と和風があって日に拠って女湯と男湯と分かれるよう
です。ワタクシ、燐夢が入浴した日は男湯は和風風呂でありました。
大きな湯船の「全身浴」「うたせ湯」「寝湯」「水風呂」「ドライサウナ」
そして「露天風呂」がありました。露天風呂は開放感バツグンでした。
露天風呂部分は一応の仕切りがありましたが天井が内風呂から続い
ており、左右の壁も続いているのですが前方にサエギルものがあり
ません。「それだと外から丸見えじゃん!」って御思いになるかもしれ
ませんが、前方が急斜面になっていてそれが壁になっています。
ですから言わば巨大トンネル風な造りの大浴場になっているのです。
因みに温泉は水風呂以外は天然温泉なのですが掛け流しではなく
加温+循環ろ過利用で、ちょっと残念ですが半月型の全身浴に浸かれ
ば、疲れも吹っ飛んで掛け流しかどうかは関係なくなっちゃいますよ。
なお当日女湯だった大浴場は洋風風呂でした。そちらにはジャグジー
全身浴・薬草湯・水風呂・露天風呂そしてミストサウナという構成で
あります。一つ気になったのが松尾芭蕉の句碑が露天風呂にあって
このヒルホテル サンピア伊賀にあるということは、芭蕉が伊賀忍者だ
ったかも知れないという説は本当だったのかという事でした。
そんな歴史ミステリー「芭蕉の謎」を夢想しながら、サンピア伊賀の天然
温泉「芭蕉の湯」に浸かる!歴史ロマン溢れる温泉であります。
燐夢太郎のスーパー銭湯へ行こう!
<御気軽度☆☆☆☆>
まず営業時間が朝10時~22時(受付終了21:30)でしてウェルサンピア
時代が21時営業終了だったことを思えば1時間営業延長は企業努力
ではないでしょうか。また近隣の温浴施設が殆ど21時営業終了である
事を考えても余裕のあるレジャー計画が立てれますね。そして料金は
タオル無しの価格設定で大人750円(中学生以上)シルバー(65歳以上)
650円小人(3才以上)350円と近隣の温浴施設と比較しても50円程安い
感じがします。宿泊の御客様はもう少し遅い時間まで入浴可能みたい
ですが詳細はヒルホテル サンピア伊賀のサイトで御確認下さい!
なおパーキングは144台収容可能みたいです。
燐夢太郎のスーパー銭湯へ行こう!
<レジャー施設度☆☆☆☆☆>
元来は宿泊メインの施設なのですが夜の22時まで営業しているので
天然温泉 芭蕉の湯に併設された御食事処「芭蕉庵」やエステサロン、
ソフト整体、健康マッサージに加えてカラオケルームもあって1日遊べ
そうです。やはりレクレーションは完璧。屋内スケートリンク、屋外プール
室内外のテニスコートも多面ありそうです。それもその筈、元々が厚生
年金福祉施設ですから3万130㎡もある広~い敷地ですよ。大阪近郊
にある狭い土地をヤリクリして設置された施設とは違います。
加えてウェディング、ラウンジ、宴会、研修と色々やってるみたいです。
文句なし!です。オススメは素泊まりで泊まって翌日遊ぶってのも良い
でしょうね。もちろん伊賀市ですからグルメあり忍者ありでしょ!

<ヒルホテル サンピア伊賀>
  Http://www.ict.ne.jp/~sp_iga/