天然温泉 風の湯 新石切店(大阪府 東大阪市) | 燐夢☆太郎の「スーパー銭湯へ行こう!」


今日御紹介するのは「天然温泉 風の湯 新石切店」なのです。燐夢太郎のスーパー銭湯へ行こう!
<スーパー銭湯度☆☆☆>
東大阪市には日本のモノ創りを支える世界に誇る多数の中小企業が
集まっています。中小企業という言葉からは零細企業や父ちゃん社長
母ちゃん専務の家内工業と言ったイメージが連想されますが、ネガティ
ブな要素よりもクリエイティブな社風の会社が多いんですよね~
最近テレビや新聞でも紹介された宇宙開発のプロジェクトは東大阪市
で活躍する職人集団が中心となって東大阪市のものづくりの技術で
人工衛星を開発する!というものでした。そして見事に人工衛星を宇宙
へ送り出したのは記憶に新しいところです。
そしてハードなロックが炸裂するCMで一躍社名が広まった工業用ナット
の会社、ナンデモ絶対に緩まないナットで世界的に採用されているそう
です。また東大阪市の家庭用プラスチック製品を扱う会社から、今では
どこのホームセンターにも置いてあるプラスチック製リビングアイテムを
発売する大手企業も創業はこの地でした。この企業の商品を見て思う
のは「これ!こんなのが欲しかったんだよ!」的なアイデアを駆使した
アイテムが多いですよね。
それまで引っ越しは友達や身内で手分けして運ぶものだったものを
業態まで昇華させ、その様々なアイデアで引越という業務を確立した
引越の大手企業の創業も、ワタクシ、燐夢が個人的に特筆したい1958
年に日本で初めて「回転寿司」、あのカウンターを開発した大手チェーン
店も創業は東大阪市でした。
東大阪市の企業の特色としてはアイデアに秀でていることでしょうか。
やはり会社の規模が、その企業の価値観を決めるのではないという
ことなのでしょう。世界に誇るアイデアと技術があるなら、会社規模の
大きい小さいは関係ないのです。
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残念ながらバブル期以降は、東大阪市のモノ創りをする全ての会社が
元気だったわけではなく、残念ながら廃業や倒産を余儀なくされた企業
も多く、それらの跡地には新興住宅地ができたりして、交通の便の良さ
もあって、皮肉にも東大阪市は人口50万人を超え、大阪府においても
大阪市・堺市に次ぐ大都市の仲間入りを果たすのです。
そうなると御約束通りに大都市つまり人口密集地には居住民のオマエ
タチ皆々様の消費行動を当て込んだ商業施設が沢山できるわけなの
であります。外食チェーン店・ファッションチェーン店・大型スーパー店
コンビニエンスストア・レクレーション施設、そして温浴施設も。
各商業施設は経営企業の社風を反映して東大阪市とは縁のない施設
も多くあります。利用者には東大阪市の気風など無縁なのでしょう。
しかしながら今回御紹介する「風の湯 新石切店」は東大阪市の気風を
しっかりと反映した温浴施設なのであります。
それは小さくてもシッカリと温泉のある庶民的な温浴施設ということなの
であります。

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このスーパー銭湯戦国時代、2002年にオープンした御気軽な料金で
天然温泉を街中で楽しめるという、時代にマッチした温浴施設であり
オマエタチ皆様、庶民様のオアシスとなっているんですね~
さて、インプレッション。阪神高速道路の水走出口を降りて被服団地を
左折し、更に次の信号を左折するとスポーツクラブのビルが見えます。
あれっ?温浴施設はあるのか?と思ってよく見てみるとスポーツクラブ
の1階が「風の湯 新石切店」になっているのでした。スーパー銭湯を
期待して行くと、ビルのフキヌケ部分に露天風呂があるのか?と思い
ながら、ビル横の自走式立体駐車場にクルマを停めます。この駐車場
は昔から使用しているのか、入口には料金所があるんですがヒトケは
なく、ゲートは上がったままでした。全体的に狭い駐車場で切り返して
クルマを停めて玄関へ。入口は狭く下駄箱はあんまりなかったです。
入口から左手は御食事処と休憩コーナーがあり大浴場前にフロントが
ありました。後述しますが料金は大人500円となっていて割安があり
ます。しかし安くても「温泉」を楽しめなければ意味ないんですがね。
そして大浴場へ。パッと見渡すとすべての湯船が見渡せました。
やはり最初の思い通りに露天風呂はありません。というか天井に
青空と雲を描いた「天空の間」なのであります。
狭小の敷地にアリトアラユル種類の湯船を詰め込んだ、そんな印象で
あります。ここでワタクシは前述の東大阪市の企業の気風を思い出し
ました。温浴施設の良し悪しは、御風呂の大小で決まるのではない!
創意工夫で癒しの空間をいかに提供できるかなのだっ!!と。
その気風からすれば、この御湯空間は癒しそのものであります。
言い換えれば独自の包まれ感がある空間でもあります。
大浴場内の配置は大まかに4つのエリアに分かれていて、風の湯の
公式パンフレットによると「ジェットマッサージステーション健美の湯」
には痩身の湯(エステティック浴)湯もみ・全身(立ち浴ジェット・側面)
湯もみ・足底(立ち浴ジェット・底面)「ぶらり風呂巡りくつろぎの湯」には
大浴槽、うたかたの湯(気泡浴)、清めの湯(かぶり湯)、清めの水(か
ぶり水)、四季の湯、座楽の湯(座湯ジェットマッサージ浴)、寝楽の湯
(寝湯ジェットマッサージ浴)、腰掛足ツボの湯、冷水風呂とあって
さらには「天空の間 天空の湯」には石の出湯風呂(自然の石風呂)
滝の湯(打たせ湯)そして「健康サウナ空間 湯けむり」には陽の間
(遠赤外線サウナ)、霧の間(スチームサウナ…男湯)、潮の間(塩
サウナ…女湯)とあるのです。

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「健康サウナ空間 湯けむり」と「ぶらり風呂巡りくつろぎの湯」の
大浴槽と四季の湯そして「天空の間 天空の湯」の石の出湯風呂
以外は正直な感想では定員1~2名といったところでしょうか。
ちなみに痩身の湯(エステティック浴)は歩行浴タイプ、四季の湯は
入浴剤を使用した御風呂でした。
しかしながら最近の街中温浴施設のビジネスモデルでは源泉を他所
に持ち温泉を運んで使用する「天然温泉」を謳った温浴施設が多いの
ですが、「風の湯 新石切店」はしっかり源泉使用のようで源泉名が
「西石切温泉」と呼ばれる源泉を使用しています。
恐らく循環ろ過しようだと思うのですが、うっすらと緑色味を帯びた
「翡翠泉」でして、心地よい肌への刺激がありました。
残念ながらすべての湯船が源泉使用ではなく窓際に竹囲いを施された
日本庭園をユッタリと眺めながらユックリと温泉に浸かれる「大浴槽」と
天空の間にある石の出湯風呂の2つの湯船に使用されているようです。
石の出湯風呂はL字型湯船の岩風呂でして浅瀬の湯船であります。
その横にある日本庭園は窓などの敷居が取り払われて、露天風呂
ではないにも関らず開放感は結構あります。
「健康サウナ空間 湯けむり」の陽の間(遠赤外線サウナ)は大浴場の
フロアの中でも階段を上がった場所にある空間で、窓から下を見下ろし
ながらジックリと汗をかけます。ここは広めのスペースはあります。
面白いな~と思ったのは滝の湯(打たせ湯)であります。
上方から御湯の噴射がある打たせ湯なのですが、御湯の噴射口に
数孔の穴があり、そこから御湯が出る仕組みであります。
ワリと圧力のある打たせ湯で、ずっと当たっちゃいそうです。
これだけの御風呂が楽しめて年中無休同一料金の500円!ワンコイン
で楽しめるなら文句ありません。
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<御気軽度☆☆☆☆☆>
御風呂に関しては、現代温浴施設のビジネスモデルを踏襲していて
可も無く不可も無くといった感じで☆3つでしたが、料金については
大人(中学生以上)500円・中人(小学生)250円・小人(3歳~小学生
未満)100円・乳児(0~2歳児)無料となっていて土日祝料金が設定
されていないこともあってか価格破壊とも言える御気軽度であります。
よって☆5つであります。もちろんボディーソープ・シャンプーも大浴場
に用意されてあって、他の温浴施設のように別料金設定はされてなく
て、この辺りにも御徳感がありますね。
パーキングは無料、近隣の駅は大阪市営地下鉄新石切駅ですが歩い
て辿りつくには遠い気がします。送迎バスなどは無かったような気がし
ます。詳細は「風の湯 新石切店」公式サイトで御確認下さい!

<レジャー施設度☆☆☆>
御風呂以外にもトルマリン石をベッド部分に使用した岩盤浴と岩塩を
壁面に使用した座浴タイプの岩塩浴の2つの浴室をもつ「燈幻院」が
あって完全予約制ですが利用料は500円!もちろん温泉への入浴
前提で別途料金を払っての利用です。汗かいて御風呂で汗流さない
人っているんですかね?岩盤浴・岩塩浴だけ利用で。入浴料金500円
+岩盤浴料金大人(中学生以上)500円、合計で1000円なら安いで
しょ!御食事処「本家 さぬきや」もあります。この「本家 さぬきや」は
他の温浴施設にも出店してたりしていて、結構本格的な御食事処で
す。他にもボディケアコーナーやカットサロンもあって生活の中に溶け
込む、そんな使い方ができそうですね!

<風の湯 新石切店>
http://www.tsurukame-oe.co.jp/kazenoyu1/