子どもは既に社会人。
高校卒業後、県外のとある企業に就職した。
初めての一人暮らしはいろいろ戸惑うこともあり、
「生活費が足らなくなった、ごめんだけど
〇万円送金してほしい」
そんなLINEを受け取ったら
しょうがないなぁと苦笑しつつ
郵便局のATMに向かう。
しかしそれも3回くらいで、
あとは自分の給料でなんとかやりくり
しているみたい。
大学に進学させてやれなかったのが、
唯一悔やむところである。
本人は、高校入学時に私と約束した
「学年でそれなりの順位の成績で、
国公立合格範囲なら」
これが守れなかったのだから、大学はいい。
大好きな部活に没頭できたから。
なんとも物わかりの良い18歳だった。
それから年月は流れ
職場ではまあまあ仕事を任されるようになり、
一般的にはなじみのない特殊な?技術や
資格取得の話が出てくるようになった。
一言で言うと「忙しい毎日」らしい。
今年のお正月は帰省できないと連絡してきた。
暖かい春になってもゴールデンな連休になっても
お盆も帰ってくることはなかった。
近所から賑やかな子どもの声、若い人の
話し声が聞こえてくる。
正直、いいな~うらやましいなと思うところである。
でも、寂しいと思う気持ちは
この動画に出会ったおかげで
だいぶ緩和されてきたようだ。
そうだ、そうなのだ。
産んで育てたのだ、感謝しろ、盆正月くらい帰って来い、
そんな言葉を言わずに
元気に暮らしてくれているならそれでいい。
ちょっとドライな親になれた。
この間、おせちの予約承りますのDMが届いた。
おすすめは3~4人前のセットみたいだが、
2人前でいいんじゃないかと思った。
来年のお正月も、子どもは帰省しないという
前提で、私の未来は動き出している。