もうすっかり、ユノとチャンミンのファンではなくなってしまった私。
それでも彼らのどっぷりファンだったがために、東方神起界隈の事情がある程度わかるし、韓国人たちのなんたるやも多少なりともわかる部分があって。
でもって、韓流芸能人の日本人ファンたちの思考もね、やっぱり目につく。
ユチョンの件なんて、特に典型的で。
まあいろんな解釈のファンがいるのは、当然のことというか、仕方ないことだとは思うけど。
でも、いまだにユチョンは悪くないとか、ファンハナに陥れられただけとかって言ってる人たち、
いるんだね。
それも、そういうこと言ってるファンって、それこそ私と同じような期間、あるいはそれより以前から、彼らを追っかけてる人たちがほとんどだよね?
実際、本国のファンですら、そんな寝ぼけたこと言ってないよ?
今までに見えてる彼に関する事実だけ見たって、わかりそうなもんだけど。
ファンハナは以前、実際に薬物で捕まってるの、本人も認めてるし韓国じゃ公然の事実なんで、彼女がタチの悪い人間であることはほぼ間違いない。
だからって、ユチョンは全然悪くなくて、あの女に、たまたま出会ってしまって騙されただけとか、はあ?ってなるよね。
ファンハナはきっと、そういう悪い遊びが蔓延してる場所に、しょっちゅう出入りしてる人間。
ユチョン自身がそういう場所に、行かなきゃ出会うこともない。
よもや知り合うことがあったとして、そもそもユチョンという人間が、そういう可能性のある人間でないのであれば、ファンハナとくっついたりしないはず。
薬物に限らず、結局はユチョン自身がそういう輩で、そもそもそういう輩であるファンハナと、輩同士で呼び合って、当然のようにくっついた、それだけのこと。
薬物なんてこれほどわかりやすい結果、無いしね。
どちらも相手に強要されたと言い合ってるようだけど、婚約までした仲だし、ふたりとも30歳超えたいい大人だよ。
つまらない言い訳とかなす繰り合いとか、通用しないはず。
だけど、何歳であれどんな地位や立場であれ、延々と事実に基づかない自己主張を吐き続けるのが、これまた芸能人に限らず韓国人全体の常。
どんな事実を突きつけられても、それは間違いだとか解釈が違うとか、平気で言い続ける。
それでもどうにもならない場合は、事実ではあっても、自分自身の気持ちがこうだからとか、感情が許さないとかって、そんなこと言い出す。
でもって、警察や司法は、金や権力、コネ、あげくは市民感情なんかで、事実の価値をコロコロと変更する。
国民はそれを熟知してるから、可能な限り、ごねまくる。
そのごね方やごねる分量で、結果が変わってくること知っているから。
だからもう、人目はばからず、自分自身のためにあるいは、自分の身内のために、叫び続けたり嘘を吐き続けたり、そういうのは韓国において特別なことじゃない。
日本人はみんな、韓流ドラマみたいっていうけど、違うよ。
韓国で実際にあることだから、ドラマや映画になってるんだよ、逆。
良くも悪くも、ここまで豊かな思想や感情といったものは、人間にだけ与えられた特殊な能力。
だから大切にしなきゃならないのは当然のことで。
だけどね、その豊かな思想や感情といった、どうにも数値化しにくいものを、推し量ったり、判定などするときには、しっかりとした基盤がどうしても必要なんだよ。
そういう思想や感情の初期値は、今の人類の能力の限界として、“事実”っていうものを採るしかない。
人間は、神じゃないから誰も、何が一番正しいとか良いとか、判断しきれるもんじゃない。
だけど、だからこそ、まずは、事実からスタートする。
そうじゃなきゃ、すべてが揺らぐと私は思う。
日本人は“事実”ってものが好きだよね?
いっつも事実がなにかを追及してる。
その事実から、色んなものを選び取り、作り出してる。(違う輩も当然少なからずいるけどね)
韓国という国は、事実というものを重んじる精神が欠けてる。
それも、ほんとに日本人とは真逆なぐらいに。
だから、堅い話をすれば、国として対するときは、絶対に、その部分は絶対に、譲っちゃいけないと思っているし、たとえ文化って部分ではあっても、韓流にはまる日本人を見てると、ほどほどにしときなさいと言いたくなる。
東方神起で学んでおさらばした私だからこそ、見えたそこにある事実。