年が明けた。
新しい年を迎えたからって、特に何かが変わったわけじゃない。
だけどもしも、どうしようもなく変わったことがあるとすれば、ユノとチャンミン、ふたりに対する私自身の気持ち。
すでにもう、東方神起に、ユノとチャンミンに、ときめき、なんてものはどんなに頑張っても思い起こせないほどで、それどころか今では、ユノとチャンミンを見てると、まるで知らない人のような気さえしてくる。
ユノもチャンミンも、こんな人たちだったっけ?
もともと彼らは芸能人であって、彼らの本当の人となりなんて、ファンであるだけの私になんて、知りようもわかりようも無いっていう前提は、最初から、そして今も、ちゃんと認識していて、変わりはない。
だけど、2011年に彼らに堕ちてから、ず~っとふたりの一部始終を追いかけ、見つめ続けていた間、まるで目の前にでもいるかのように、触れてでもいるかのように、確かに私の中にふたりが存在してた。
それなのに、同じように彼らを目にしているのに、今となってはもう、ユノもチャンミンも、まるで別の人のよう。
色々ある中で、例えば女性関係、ユノで名前が挙がるのは、オギ・イェジ・日本人ペンなどなど、チャンミンはあの思いっきりお直ししてる日本人グラドル。
相手の女性たちのイメージもさることながら、その噂の出方がふたりの人となりを映してる。
昔、ふたりが人として男性として、素晴らしいと思い込んでた頃には、きっとどんな女性と噂になったとしても、ふさわしくない!って、認めることができなかっただろうにね。
だけど今じゃもう、そんな感情どこにも。
以前の私だったら、ふたりに何かあると、とことん調べて、ああだこうだど掘り下げたくなったのに、それすら。
つい最近まで何とか気持ち上げて、考えてたオギのことも、チャミペンだったから気になるはずのグラドルのことも、ほんとのところもう、どうだっていい。
それどころか結局、相応の相手だってことでしかないと思うし、女性関係だけじゃなく、言いたいことはいくらでもある、あり過ぎるけど、だけど、って。
私の中で、ユノとチャンミンそのものが、どうでもいい存在になってしまった。
まるで心に響いてこない、そんなふたりになってしまった。