生きとし生けるもの、いつかは別れが来るのは理解してはいるんだけど…

引っ越しを控えた少し前からイチの体調が芳しくない。

初めは数分で治っていた体のどこかが痛そうな仕草。

日を追うごとに分が時間になり1ヶ月程で半日になった。

神経系の痛み止めを飲むと効いている様で元気になるが、切れると辛そうな日々。

薬も継続して飲ませられる期間があり、このまま何の治療もなしでは改善しそうもない。

荒い息遣いにふらつく歩行、少しの段差も乗り越えれなくなり、食事の量も減り、継続して歩く事が出来る歩数が10歩ほどになりました。

布団に横たわり何とか寝返りをする日々にまでに悪化しました。

私は居ても立っても居られなくなり、サードオピニオンを求めて動物病院を回りました。


イチは1.2kgの小さな個体です。

「原因を追求するのであれば、MRIを検討下さい。

ただ全身麻酔での検査になる為、そのまま目覚めない可能性もあります。」

と、医師から説明を受けました。

でも、日に日に容態が悪化の一途を辿っているイチをこのままにしておく事が出来ず、最短の日に予約を入れました。

その日はイチの8歳の誕生日の日でした。

(これでイチの犬生が終わるのなら、これが運命なのだと受け止めよう!)そう思いました。


私の祈りなのか、イチの生命力なのか…

MRIから無事に目覚めてくれ、検査結果で判明した病名は「頸部椎間板ヘルニア」でした。

グレード2〜3と病状も深刻で、早急に外科手術をする事で麻痺などの症状の改善が速やかになるとの事でした。

私はすぐに手術予約を入れました。

顕微手術の出来る病院だったので、2泊3日の入院にて術後の経過も良く、麻痺もほとんどなくイチは元気を取り戻しました。

携わってくれた先生方には感謝でいっぱいです。


動物はどこが痛いのか言葉で伝えられないと言う事を、今回の件で痛感しました。

人間の4倍速で1日終えているイチやニコやミミに、私と共に生きれて幸せだったと思ってもらえる様に、日々のお世話を頑張ろうと思う今日この頃でした。