本記事はTwitterの凜花(@ogatakourinpa)の#琳華集でのツイートの内、行った展覧会についての感想の呟きを手短にまとめたものである。

 

2018年3月に行った展覧会

 

コレクション展 全部みせます!シュールな作品 シュルレアリスムの美術と写真@横浜美術館  3/3土

https://twitter.com/ogatakourinpa/status/970486601347317760

 

 写真と絵画でたどるシュルレアリスム。読み応えのあるキャプションとともに考えさせられる展示だった。シュルレアリスムとは、普段見慣れたものを一度切り離して再構築してみる試みだったのでは、と考えた。

 

再訪:仁和寺と御室派のみほとけ東京国立博物館平成館  3/7水

https://twitter.com/ogatakourinpa/status/971573129414758400

 

 前回訪れた時に観なかった、後半の仏像の展示を中心に観た。さまざまな時代の仏像が一堂に会しており、目移り。特に福井、明通寺の降三世明王、深沙大将像の巨像は堂々たる体躯で迫力があった。

 

寛永の雅@サントリー美術館  3/8木

https://twitter.com/ogatakourinpa/status/972005635989491712

 

 寛永文化という取り上げられることの少ない時代を展示。後水尾院、小堀遠州、金森宗和、野々村仁清、狩野探幽ら、まんべんなく目を配っていた。当時の文化サロンの息遣いが聞こえてくるようだった。

 

運慶─鎌倉幕府と霊験伝説@金沢文庫 3/11日 図録購入

https://twitter.com/ogatakourinpa/status/973036109235077120

 

 東国における運慶の足跡をたどる展覧会。マニアックだったがこれまでの研究成果が存分に活かされていた。「称名寺聖教」や「転法輪鈔」などの史料も並んで展示されており観応えが存分にあった。

 

ルドン─秘密の花園三菱一号館美術館 3/18日

https://twitter.com/ogatakourinpa/status/975743197778345985

 

 ルドンは全く知らない画家だったが、学生無料ウィークということで。濃密な版画の黒と蝶が舞う色彩の競宴。カラフルな食堂壁画「グランブーケ」は暗い展示室にぼんやりとライトアップされており、どこか崇高な感じがして、加持祈祷の様子が想像された。

 

色絵JapanCUTE@出光美術館 3/21水

https://twitter.com/ogatakourinpa/status/977062546346618880

 

 色絵陶磁を季節、文学、ファッションの観点から展示する。オリジナルの古伊万里、柿右衛門と、西洋輸出用にコピーされたそれの比較が面白かった。乾山の作品も多く、カラフルと渋さの両方を楽しめた。

 

 今月観て回った中で一番面白かったのは、金文の運慶展だった。あれだけ有名な仏師でも、まだまだ研究の余地があるというのがよく分かった。東国の事績にはまだ未詳な部分が多く、今後の研究の進展が期待される。