母とアパートで暮らしていたころ
同じアパートの一番奥に住んでいた
年配の女性は猫を飼っていました
人懐こい猫で
私も撫でていました
学校が終わって遊んでいると
猫がミャーミャーと鳴いていました
全然鳴きやみません
私は声をかけましたが
全く鳴きやみません
余りにも鳴き続けるので
私は勝手に
女性の住んでいる部屋の裏口の扉に
手をかけると扉が開きました
お腹がすいているんだと思い
女性がいないのに部屋に入って
餌の入った皿を取ってきて
猫の前に置きました
猫はクンクンと臭いをかぎましたが
食べませんでした
後から食べるのかなと思って
お皿を裏口のそばに置いて
その場を去りました
また猫が気になって見に行くと
女性が戻ってきていました
「おばちゃん猫が鳴いてたよ」と声をかけると
「部屋に入ったでしょ」
「入ってない」
「エサのお皿が外に出ているよ、出したでしょ」
「うん、猫がお腹すいてたみたいだから
餌を取ったんだよ」
「エサは食べるわけない、腐ってるから
それより勝手に人の家に入んないで
勝手に入ったらダメでしょ
誰もいないのに」と
叱られました
その時もごめんなさいを言わず
何か適当なことを言ってごまかした
ような気がします
おばちゃんごめんなさい
勝手に戸を開けて入ってごめんなさい
人の家に勝手に入る
そんなことを平気でしていた自分を
ちゃんと注意して叱ってくれて
ありがとうございます
お陰様で
人のものに手をかけない
人のものに勝手に触らない
人のものか自分のものなのかと区別をする
意識ができるようになりました
あの時ちゃんと注意して叱ってくれたこと
今でもしっかりと覚えています
ありがとうございました
大変不快な思いをさせて
本当にすみませんでした
ご覧いただきありがとうございます
いつもありがとうございます