『キミは知らない』 大崎梢 | 鈴と空のブログ

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読んだ本の紹介を簡単に。
あとは気になる人やニュースなんかについて思ったことを書こうかなと。
たまに真面目なことをかいたりもするかも。

キミは知らない/幻冬舎
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大きな罠にはまった気がした。
自分はきっと、来てはならなかったのだ。

突然消えた気になる先生を追いかけて、

たどり着いたのは因習残る田舎町。
次々に降りかかる事件は、

やがて隠された過去と父が遺した謎へと迫り――。

先生、本当のことを教えて。
何で私の前に現れたの?

研究者だった亡父の手紙を渡した直後、姿を消した先生。
ほのかに思いを寄せていた高校2年の悠奈はたまらず彼を追う。
ところが再会したのは穏やかな先生とは別人のような鋭い眼差しの男。
さらに悠奈の前に、「お迎えにあがりました」と謎の男たちが現れて――。
――――― 帯より


個人的評価 : ★★★☆☆


うーん……。
あまり楽しくなかったか……。


後半に進めば進むほど、
話が展開して謎が深まったり

答えに近づいたりするのと反比例して、
読むペースがどんどん落ちていく。


確かに「大きな罠」で
次から次に現れる人たちは敵なのか味方なのか、
悠奈が追われる理由は何なのか、
父親の死の真相、一緒に亡くなった女性との関係などなど
気にはなるから何とか最後まで読んだけど。


好きになれそうな登場人物は何人もいる。
学校にいる間は地味でパッとしなかったのに、
訪ねた田舎町で別人のようになっていた先生だったり、
「お迎えにあがりました」と現れた浅草たち3人組だったり。


そんな4人も結局はっきり好きだと思えないままに終わっちゃって。