『RYU』 柴田哲孝 | 鈴と空のブログ

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たまに真面目なことをかいたりもするかも。

RYU (徳間文庫)/柴田 哲孝
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沖縄北部の安佐次川で発見された、無人のボート。
行方不明の米兵が残した、一枚の不可思議な写真。
次々と姿を消す、猫や家畜。
その裏で駐留する米軍が不穏な動きを見せる。
いったい南国の平和な僻村で、何が起きているのか。
名作『KAPPA』に続き、
ルポライター有賀雄二郎が

沖縄を舞台に活躍するサイエンス・ミステリー第二弾。
――――― 裏表紙より


個人的評価 : ★★★★☆


河童や天狗なんかと比べると、
今回の竜の正体はとても分かりやすい気がする。
単純に見た目からも想像しやすいし。


想像しやすい正体ではあるんだけど、
あまり想像したくない光景でもある。


先に『ダンサー』を読んじゃったのは大失敗だったか。
そちらで迎える結末を知っているものだから、
ジャックの描写のいちいちにとても複雑な気分になる。
可愛らしい様子やお利口な姿や勇敢さなんかの全部が。