『死人を恋う』 大石圭 | 鈴と空のブログ

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たまに真面目なことをかいたりもするかも。

死人を恋う (光文社文庫)/大石 圭
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(クリスマス・イヴに死のう)
人里離れた山林に死に場所を求めた「僕」の前に、

一台の車が現れた。
やって来たのは、自殺サイトで知り合ったらしき男女6人――。
彼らの最期を陰から見届けた僕は、

その中の一人の美少女に目を奪われた。
彼女のあどけない死に顔が、僕の冥い欲望に火をつけた……。
人間の深い業を描き、戦慄の世界へと誘う衝撃の書!
――――― 裏表紙より


個人的評価 : ★★★☆☆


取り立てて語りたいことはないか……。

「面白かった」とは正直言えず、
「つまらない」ってほどの印象もなく。


「恋う」なのかな、これは。
確かに想っているらしいのは書かれてるんだけど、
その想いもそんなに印象に残らないんだよな……。


書かれてる内容はとんでもないことのはず。
ありがちなものだとは言え、
男の狂気もだんだんエスカレートしていくし。

なのに、どうにもサラッとサラッと。