10月の読書メーター
読んだ本の数：55冊
読んだページ数：13869ページ
貴族探偵
リアリティなんてことを考えちゃいけないんだろうな、なんて思う。今までに読んだ麻耶さん作品の中では一番読みやすかった。貴族ってそういうこと！？したことといえば優秀な人材を揃えたことと居合わせた美人を口説いたことだけ。ピンと来ないから憎めもしないけど、共感なりもできない。色々余計なことを考えずにサラッと読むには面白かった気がする。
読了日：10月01日 著者：麻耶 雄嵩
ネクロポリス 上
感想等は下巻と併せて。
読了日：10月02日 著者：恩田 陸
ネクロポリス 下
どうも私にはとことん合わなかったみたいだ。「面白い」「楽しい」と思えないから集中できなくて、集中して読まないから話に惹きこまれない、という悪循環。別の機会にもう一度読んでみようか。
読了日：10月03日 著者：恩田 陸
火事と密室と、雨男のものがたり (講談社ノベルス)
このシリーズを随分久しぶりに読んだせいで記憶が随分薄れちゃったな。八木剛士ってこんな奴だっけ。ミステリとしては特別好きでも苦手でもない。「雨男」はシリーズ他作品にも出てくるんだろうか。覚えがない……。あんな力を授けといてこれっきりなのかな。いじめの描写は何だか厭な気分になる。
読了日：10月04日 著者：浦賀 和宏
追跡―警視庁鉄道警察隊
連続切り裂き魔の正体は想像通り。気付いてるのに気に掛けないのが不思議なくらい。小松原も、悪い奴じゃないんだろうなとは思うけど、少々無神経に過ぎやしないだろうか。他の面々も重い過去を背負わされたわりに、それがさほど効果的でもないような……。
読了日：10月06日 著者：高嶋 哲夫
クロス・ゲーム
「わからん」がたくさん。そんなことがあんな事件の動機になるってことも、少しでも自分を捜査から遠ざけることよりそんなことが重要なのかってことも。でも、私には「わからん」だし、同じく理解出来ないという人も多いだろうと思う反面、そこに理解・共感出来るという人も少なからずいるのかな、と現実の事件や何かを見て思う。
読了日：10月07日 著者：中野 順一
JIN―仁― 1 (ジャンプ・コミックスデラックス)
読了日：10月09日 著者：村上 もとか
JIN―仁― 2 (ジャンプ・コミックスデラックス)
読了日：10月09日 著者：村上 もとか
JIN―仁― 3 (ジャンプ・コミックスデラックス)
読了日：10月09日 著者：村上 もとか
JIN―仁― 4 (ジャンプ・コミックスデラックス)
読了日：10月09日 著者：村上 もとか
JIN―仁― 5 (ジャンプ・コミックスデラックス)
読了日：10月09日 著者：村上 もとか
JIN―仁― 6 (ジャンプ・コミックスデラックス)
読了日：10月09日 著者：村上 もとか
JIN―仁― 7 (ジャンプコミックスデラックス)
読了日：10月09日 著者：村上 もとか
JIN―仁― 8 (ジャンプコミックスデラックス)
読了日：10月09日 著者：村上 もとか
JIN―仁― 9 (ジャンプコミックスデラックス)
読了日：10月09日 著者：村上 もとか
JIN―仁― 10 (ジャンプ・コミックスデラックス)
読了日：10月09日 著者：村上 もとか
JIN―仁― 11 (ジャンプコミックスデラックス)
読了日：10月09日 著者：村上 もとか
JIN―仁― 12 (ジャンプコミックスデラックス)
読了日：10月09日 著者：村上 もとか
捜査官
どうにも話に集中できなかった。目が滑る感じというか。ところどころに描かれる似顔絵には目が引かれるものの、しばらく読むとまた滑ってく。殺人事件・襲撃事件、二十三年前の事件の真相は、テロなどなど面白くなりそうな（私好みの）要素はたくさんあるんだけどな。
読了日：10月10日 著者：末浦 広海
KAPPA
「河童」の正体はそんなに意外でもない。途中で語られる人間の身勝手だとか生態系の崩壊だとかが大いにヒントになるので。「そんなのがいるんだ」という驚きは多少あったものの。太一との最初の出会いには少々恐怖も感じたけど、でも「悪人がいない」という文句に納得。
読了日：10月11日 著者：柴田 哲孝
太陽の村
面白くないとは言わないし、彼（ら）の言うこともまるで理解できないこともない。ただ、軽さだとかノリがたまに鼻につくこともある。何より、「朱川さんに求めてるのはこういうのじゃない！」なんて思ってしまった。それは個人的な勝手な言い分なんだけど。
読了日：10月12日 著者：朱川 湊人
想い火
連続放火の犯人は想像通り。最初からずっと意味ありげで。その動機がまた……。元放火犯からあれだけヒントを貰っているわりに茜がピンと来るのが遅すぎるような気も。ただ、それよりも上司の死の真相の方が嫌い。そんな事のためにあの人はあんな死に方をしなきゃならなかったのか。
読了日：10月13日 著者：中野順一
都庁爆破!
正直あまり惹かれないまま終わってしまった。ドキドキもハラハラも衝撃も感動もどれもが中途半端な感じがするというか……。
読了日：10月15日 著者：高嶋 哲夫
ワンナイトミステリー 「北京の龍王」殺人事件 (角川文庫)
サラッと読む分にはちょうどいいのかな。短い話だし、暗号もわりと簡単だし、探偵役の氷室想介以外にも朝比奈耕作が少し協力してたり推理作家・吉村達也が登場したり。将棋が広く受け入れられていかないのは何故か、なんてことは考えたことが無かったな。
読了日：10月16日 著者：吉村 達也
深夜バス78回転の問題 本格短編ベスト・セレクション (講談社文庫)
「読んだことある」と「何だか苦手」が最初から数作続いたこともあってか、イマイチ集中できないまま終わってしまった。
読了日：10月18日 著者：
黄昏の百合の骨 (Mephisto Club)
最後まで読んでも「？」が残る（スッキリしない）と思ったらこれには前があったのか……。複雑な人間（家族）関係だとか「これ誰？」だとか、気になることがちょいちょいあって、話を素直に楽しめなかったような。読む順番を間違えたせいで面白みが半減したとしたら勿体ないことをしたのかな。
読了日：10月19日 著者：恩田 陸
銀座ブルース
下山事件・帝銀事件・小平事件なんかを元・特高刑事が探る、という話。事件に関してはそんなに印象に残るものは無かったかな……。武田とそれを取り巻く人たち（松尾、美音子、文子親子）の関係は多少面白かったかな。
読了日：10月20日 著者：柴田 哲孝
名前はとうに失われた 1 (オフィスユーコミックス)
読了日：10月21日 著者：長浜 幸子
名前はとうに失われた 2 (オフィスユーコミックス)
読了日：10月21日 著者：長浜 幸子
修羅の棺 1 (オフィスユーコミックス)
読了日：10月21日 著者：長浜 幸子
修羅の棺 2 (オフィスユーコミックス)
読了日：10月21日 著者：長浜 幸子
修羅の棺 3 (オフィスユーコミックス)
読了日：10月21日 著者：長浜 幸子
修羅の棺 4 (オフィスユーコミックス)
読了日：10月21日 著者：長浜 幸子
修羅の棺 5 (オフィスユーコミックス)
読了日：10月21日 著者：長浜 幸子
修羅の棺 6 (オフィスユーコミックス)
読了日：10月21日 著者：長浜 幸子
修羅の棺 7 (オフィスユーコミックス)
読了日：10月21日 著者：長浜 幸子
修羅の棺 8 (オフィスユーコミックス)
読了日：10月21日 著者：長浜 幸子
修羅の棺 9 (オフィスユーコミックス)
読了日：10月21日 著者：長浜 幸子
修羅の棺 10 (オフィスユーコミックス)
読了日：10月21日 著者：長浜 幸子
修羅の棺 11 (オフィスユーコミックス)
読了日：10月21日 著者：長浜 幸子
修羅の棺 12 (オフィスユーコミックス)
読了日：10月21日 著者：長浜 幸子
JIN―仁― 13 (ジャンプコミックスデラックス)
読了日：10月21日 著者：村上 もとか
JIN―仁― 14 (ジャンプコミックスデラックス)
読了日：10月21日 著者：村上 もとか
JIN―仁― 15 (ジャンプコミックスデラックス)
読了日：10月21日 著者：村上 もとか
JIN―仁― 16 (ジャンプコミックスデラックス)
読了日：10月21日 著者：村上 もとか
JIN―仁― 17 (ジャンプコミックスデラックス)
読了日：10月21日 著者：村上 もとか
JIN―仁― 18 (ジャンプコミックスデラックス)
読了日：10月21日 著者：村上 もとか
ミステリ愛。免許皆伝！ メフィスト道場 (講談社ノベルス)
色々と雰囲気の違うもの揃いだけど、ほぼどれも面白かった。１編だけやや手こずったけど、それも「面白くない」というわけじゃなくて、考えながら読んだせいで頭を使うということで。
読了日：10月22日 著者：
エンド・ゲーム 常野物語 (常野物語)
そうか、これもシリーズものだったのか……。また順番を間違えたんだ。「裏返す」とは何なんだ？とか、一家は何と敵対してるんだ？とか、「洗濯」とは？とか、色々解らない。けど、解らないなりに引き込まれて読んだんだから、ある意味凄い。
読了日：10月23日 著者：恩田 陸
TENGU
天狗の正体はそう来たか……。河童の正体と比べると、真相がわかった時のスッキリ感はやや落ちる。けど、最後まで引き込まれて一気に読んだ。「処分せよ」という命令に対抗するためとは言え、あの実験はあんまりじゃないかな……。
読了日：10月25日 著者：柴田 哲孝
トルーマン・レター
突然手に入った謎の手紙の内容は（不愉快な内容だけど）とても興味深いし、手紙を狙っているらしい謎の組織とさらに目的不明の別の組織の登場にはハラハラもする。けど、あまり楽しい・面白いと思えないのは何故だろうな……。
読了日：10月26日 著者：高嶋 哲夫
任侠学園
『とせい』の続編。色々と上手くいきすぎじゃないかと思ったりもするし、「こうなるんだろうな」と思ったことが大抵当たりだったりもする。けど、そんなことは別に大した問題じゃない。面白く一気に読んじゃったし最後には泣いちゃいそうになった。
読了日：10月27日 著者：今野 敏
狙撃 地下捜査官
好きだと思えるポイントが無かった。こういう仕事（のやり方）をする小説というのは別に初めて読んだわけでもないのに、何故か最初の章から理由のはっきりしない嫌悪感。それを乗り越えるほどの面白みも感じられず。上月のやること・言うこともしっくり来ないし好きにもなれないし。ビデオの中身もそれほど……。残念。
読了日：10月28日 著者：永瀬 隼介
ジェミニの方舟 東京大洪水
あの人の登場にビックリ。殉職したはずなのに？！って。３作を面白かった順に並べると３番目かもしれない。どうも好きになれない人がいたのと、前半（事態が大きく動くまで）に手こずったのとで。「台風」って確かに少々慣れっこになってしまっている部分があるのかもしれない、と反省してみたり。
読了日：10月30日 著者：高嶋 哲夫
夕暴雨―東京湾臨海署安積班
「ピンとこない」というのが一番しっくり来る感想だろうか。安積班シリーズってことでかなり期待値が上がってたことは否めないけど、それにしても少々拍子抜け。“特車二課”が分かれば（知ってれば）また違ったんだろうな。
読了日：10月31日 著者：今野 敏
読書メーター
久しぶりの麻耶さんが期待以上に面白かった、
というのが個人的には良かったことの一つか。