『アフガンの風』　高嶋哲夫

アドベンチャー・ロマンの傑作！
かつて愛した一人の女性と、血を分けた娘のために、
混迷のアフガニスタンに潜入したカメラマン・柴田雄司。
暴力と貧困が支配する絶望の国で、柴田が見たものは何か！
―――――　帯より

個人的評価　：　★★★★☆

そういう結末か……。

そういう展開ももしかしたら、とは思ってたけど、
最悪、その結末を迎えるのはあの人の方だと思ってた。
それを彼がもう一度救うものだと思ってた。

色んなことが描かれてるので少々疲れたりもする。
民族問題、世界レベルの利権争いみたいなものから
男女間の問題、友情、親子の絆、裏切りまで色々。
ものすごくサラッとだけだけど、少年兵なんかも描かれてるし。

民族問題の部分が難しいので少々とっつきにくい印象もあるんだけど
次々に色んなトラブルが起こったり巻き込まれたりで
先が気になって一気に読んだ。

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