2010年5月に読んだ本。 | 鈴と空のブログ

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読んだ本の紹介を簡単に。
あとは気になる人やニュースなんかについて思ったことを書こうかなと。
たまに真面目なことをかいたりもするかも。

5月の読書メーター
読んだ本の数:34冊
読んだページ数:8095ページ

帰還 帰還
複雑な話だった……。国を、家族や大切な人を護るために死ねと言われて、爆弾を抱いて飛び立って、偶然やトラブルで帰還して生き残る。この話を表すのは、帯にある「“終戦”はなかった」というのに尽きるのかな。
読了日:05月02日 著者:小杉 健治
ストロベリーナイト (文芸) ストロベリーナイト (文芸)
黒幕がわりと想像通り。あとは勝俣が嫌いすぎた。横暴で厭な奴で。「でもそれだけじゃなく実は…」的なものもあるんだけど、あの場であんな風にあれを言った時点で、どんな「実は」を用意されたってダメ。裁判での証言にはグッと来た。
読了日:05月03日 著者:誉田 哲也
嘘
ある事情については途中でなんとなく判っちゃう。けど、それでもいいと思う。最後も読んだときの気分次第では泣いちゃったかもしれない。今日はそうではなかったけど。
読了日:05月04日 著者:永瀬 隼介
ダナエ ダナエ
やっぱり藤原さんの描くおじさんはどうにも魅力的。微妙にダメな感じとか少しの低温さとか。収監の理由は気になるけど、詳しく書かれるとそれはきっと興ざめなのかな。
読了日:05月05日 著者:藤原 伊織
検事・沢木正夫 共犯者 検事・沢木正夫 共犯者
愛の証……。「そんな、まさか!?」ってほどの衝撃でもないし、じんわり好きに思えるものでもなかった。
読了日:05月06日 著者:小杉 健治
警官の血 上巻 警官の血 上巻
感想・評価は下巻と併せて。
読了日:05月08日 著者:佐々木 譲
警官の血 下巻 警官の血 下巻
やっぱりドラマより原作を先にすべきだったか…。一番好きだったのは2代目のパート。法だけを根拠にすると、正義とは少しずれてしまうかもしれないそれぞれの行動。でもそれが間違い・悪だとも言えない(言いたくない)とも思えたり。正義とは何ぞや、ってことか。
読了日:05月09日 著者:佐々木 譲
臨界 潜入捜査5 (ジョイ・ノベルス) 臨界 潜入捜査5 (ジョイ・ノベルス)
内容的にはサラッと、とはとてもじゃないけど言えない。でもサラッと読んじゃう。4作目よりハラハラした。強敵の登場に。
読了日:05月10日 著者:今野 敏
ザ・ベストミステリーズ2009 (推理小説年鑑) ザ・ベストミステリーズ2009 (推理小説年鑑)
今回も読んだことがあるのも多かったな。「大当たり!」はまた残念ながらなかったけど、やっぱり薬丸さんが好き。法月さんのは2度目だけど、それでも疲れちゃった。
読了日:05月12日 著者:
飛べない魔女 1 (花とゆめCOMICS) 飛べない魔女 1 (花とゆめCOMICS)
読了日:05月14日 著者:川瀬 夏菜
飛べない魔女 2 (花とゆめCOMICS) 飛べない魔女 2 (花とゆめCOMICS)
読了日:05月14日 著者:川瀬 夏菜
飛べない魔女 3 (花とゆめCOMICS) 飛べない魔女 3 (花とゆめCOMICS)
読了日:05月14日 著者:川瀬 夏菜
先生のススメ 1 (花とゆめCOMICS) 先生のススメ 1 (花とゆめCOMICS)
読了日:05月14日 著者:冴凪 亮
先生のススメ 2 (花とゆめCOMICS) 先生のススメ 2 (花とゆめCOMICS)
読了日:05月14日 著者:冴凪 亮
先生のススメ 3 (花とゆめCOMICS) 先生のススメ 3 (花とゆめCOMICS)
読了日:05月14日 著者:冴凪 亮
ギャル華道 1 (フラワーコミックス) ギャル華道 1 (フラワーコミックス)
読了日:05月14日 著者:咲坂 芽亜
ギャル華道 2 (フラワーコミックス) ギャル華道 2 (フラワーコミックス)
読了日:05月14日 著者:咲坂 芽亜
ギャル華道 3 (フラワーコミックス) ギャル華道 3 (フラワーコミックス)
読了日:05月14日 著者:咲坂 芽亜
ヨルカフェ。 1 (フラワーコミックス) ヨルカフェ。 1 (フラワーコミックス)
読了日:05月14日 著者:円城寺 マキ
ヨルカフェ。 2 (フラワーコミックス) ヨルカフェ。 2 (フラワーコミックス)
読了日:05月14日 著者:円城寺 マキ
ヨルカフェ。 3 (フラワーコミックス) ヨルカフェ。 3 (フラワーコミックス)
読了日:05月14日 著者:円城寺 マキ
サイレント・ボーダー サイレント・ボーダー
最初からあの人物には歪み・歪さを感じではいたものの想像以上で、しんどい話だった。あの四百万、どうかな…。命がけのそれを無駄にしない、というと美談っぽいけど…。
読了日:05月15日 著者:永瀬 隼介
罪火 罪火
修復的司法というテーマはとても面白い(興味深い)。『罪科』でも『罪過』でもなく『罪火』であることの意味が解った時には驚いたし、「あぁ…!」とも思った。ただ若宮がどうにも掴めない。
読了日:05月16日 著者:大門 剛明
変な給食 変な給食
確かに「変」だな。そういう献立ばかりを集めたにせよ、麺とパンという組み合わせの多いことにビックリ。どっちも主食じゃないんだろうか、と。でも、どうしてこの方はこんな書き方にしたんだろう。無駄にけんか腰、過剰な皮肉。「賛成!」って素直に言いにくい雰囲気を自分で作り出してるとしか思えない。
読了日:05月17日 著者:幕内 秀夫
握りしめた欠片 握りしめた欠片
面白くないわけじゃないけど、ちょっと期待しすぎてたか。何より最後、あの展開がどうも好きだと思えない…。
読了日:05月18日 著者:沢木 冬吾
クリプトマスクの擬死工作 (ノン・ノベル) クリプトマスクの擬死工作 (ノン・ノベル)
久しぶりだな、このシリーズも上遠野さんも。これまでのものの記憶が随分薄れちゃってる。けどその曖昧な記憶の中に、「千条の意味深な言動」ってキーワードがあるんだけど、今回はそんな感じもなかった…?ちゃんと楽しむためには前のから続けて読み直さきゃダメか。
読了日:05月19日 著者:上遠野 浩平
LOVE or LIKE LOVE or LIKE
恋愛小説なんて滅多に読まないけど、本多さんに釣られて読んでみた。苦手意識もありながら読んだのに、意外にもなかなか好きな1冊だった。中村さんの『ハミングライフ』が一番(わりと大差で)好き。“テケルイルイ”“ミナミナ”って何かいいな。
読了日:05月20日 著者:石田 衣良,中村 航,本多 孝好,真伏 修三,中田 永一,山本 幸久
蚊トンボ白鬚の冒険 蚊トンボ白鬚の冒険
最初は「藤原さん、こんなのも書くの?」って少々ビックリ。読み進めてみたらやっぱり藤原さんだった。好きだし、ちょっと泣いちゃいそうにもなった。ただ、他の藤原作品と比べて細かいことを言い出すと、少々残念な感じもあるかな……。
読了日:05月22日 著者:藤原 伊織
閃光 閃光
なんだかグッタリ……。今までに読んだものと比べて特別陰惨だとかいうわけでもないんだけど、なぜだかグッタリ。(ここで描かれた)3億円事件の真相も現在起きた殺人事件の真相も、それなり。
読了日:05月24日 著者:永瀬 隼介
ジウ〈3〉新世界秩序 (C・NOVELS) ジウ〈3〉新世界秩序 (C・NOVELS)
さすがに3巻目ともなると気持ち悪かった“距離感”も幾分ましにはなってた。基子やジウの変化があっけなかったような。ミヤジや<新世界秩序>の言いたいことがさっぱりわからん。
読了日:05月25日 著者:誉田 哲也
灰の男 灰の男
特に後半、しんどい話だったな…。分厚い本の中で空襲の描写はそんなに多いわけじゃないけど、それでもかなりしんどい。その後平成になってからのあの人の苦しそうな様子なんかも、その姿を想像すると本当にしんどい。
読了日:05月27日 著者:小杉 健治
蝦蟇倉市事件2 (ミステリ・フロンティア) 蝦蟇倉市事件2 (ミステリ・フロンティア)
道尾さん・伊坂さんがかなり好印象だった1と比べるとやや落ちる。一番は越谷さんのだろうか。一番好きというのとは少々違うけど。とても気分の悪い(不愉快な)話なんだけど、一番印象に残ったのがこれだった。
読了日:05月28日 著者:秋月 涼介,北山 猛邦,米澤 穂信,村崎 友,越谷 オサム,桜坂 洋
水底から君を呼ぶ (光文社文庫) 水底から君を呼ぶ (光文社文庫)
ラストに少々拍子抜け。そんな終わり?って。嫌いじゃないけどちょっと物足りない感じというか。女たちが共有する秘密は途中でなんとなく想像ついちゃうし、どうも「ここが好き!」って語りたくなるポイントはなかった。
読了日:05月29日 著者:大石 圭
ザ・ベストミステリーズ〈2005〉―推理小説年鑑 ザ・ベストミステリーズ〈2005〉―推理小説年鑑
今までに読んだこの「ベストミステリーズ」の中では少々異色揃い?なんて気がした。戸梶さんのはこれは果たして「ベストミステリー」なんだろうか。池永さんのが好きだったかな。後味はよろしくないけど。
読了日:05月31日 著者:

読書メーター

5月はあまり読めなかったはずなのに34冊!?

と思ったらコミックを読んだのか。

コミックを12冊含んでるので、21冊。

やっぱり普段と比べると少なめか。

6月も前半はこんな感じかな…。