2010年4月に読んだ本。 | 鈴と空のブログ

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読んだ本の紹介を簡単に。
あとは気になる人やニュースなんかについて思ったことを書こうかなと。
たまに真面目なことをかいたりもするかも。

4月の読書メーター
読んだ本の数:23冊
読んだページ数:7901ページ

検事・沢木正夫 第三の容疑者 (検事・沢木正夫) 検事・沢木正夫 第三の容疑者 (検事・沢木正夫)
「カルネアデスの船板」。あの人もあの人も事件の日から終わりの日までどんな気持ちでいたのかと思うと…。今回(とあの時)したことは赦されないことだろうけど、それまでにしてきたことを考えるとな…。でもあの言い分はな…と思いきや。面白かったけどもやもや。沢木で良かったのかな。
読了日:04月01日 著者:小杉 健治
黒笑小説 (集英社文庫) 黒笑小説 (集英社文庫)
「ピリッと」程度のブラックさ。面白いし短編だしであっという間に読めちゃう。作家陣と編集者サイドの話が好き。
読了日:04月02日 著者:東野 圭吾
蝦蟇倉市事件1 (ミステリ・フロンティア) 蝦蟇倉市事件1 (ミステリ・フロンティア)
最初の2つと比べて後の3つで少々失速した感じも。単純に個人的な好みの問題という部分も大きいかもしれないけど。これを読む前は、2を読むつもりは特になかったんだけど、これを読んでみると2も読みたくなってきちゃう。
読了日:04月03日 著者:道尾 秀介,伊坂 幸太郎,大山 誠一郎,福田 栄一,伯方 雪日
アッシュロード アッシュロード
ちょっと期待しすぎたか…。印象に残るのがリンチや殺しの凄絶さばかりで。「母親だとは思わない」その理由もさほど…。
読了日:04月04日 著者:永瀬 隼介
モダンタイムス (Morning NOVELS) モダンタイムス (Morning NOVELS)
先に『魔王』をもう一度読んどけば良かった。監視という部分に関しては実際にない話じゃないな、と思えるところが怖いし面白い。さすがに拷問やら偽装自殺なんてことはないだろうけど…。奥さんは一体何者。
読了日:04月07日 著者:伊坂 幸太郎
ファントム・ペイン 天命探偵  真田省吾3 ファントム・ペイン 天命探偵 真田省吾3
また気分の悪い事件だったな。でも一気に読めるんだけど。「亡霊」の最後の展開は個人的には好きじゃない。それにしても真田は本当に不死身だな。
読了日:04月08日 著者:神永 学
ポリスマン ポリスマン
好みとは違ったかな…。「面白い」よりも「うわぁ…」だった。やっぱり格闘技を見たいとは思えない。殴り合いも聞くに堪えない野次も。
読了日:04月10日 著者:永瀬 隼介
境界殺人 境界殺人
『正義を測れ』の続編・シリーズかと思ってたんだけど違った。『正義――』の雨季子もそうだったんだけど、今作のゆう子もどうもしっくり来ない。事件はな……。そういう方法しかなかったのかな…。
読了日:04月11日 著者:小杉 健治
銀行狐 銀行狐
連作じゃなかったんだな。一見“銀行”とは関係なさそうな話もあって。指宿は登場作を他にも読んだな。
読了日:04月12日 著者:池井戸 潤
不祥事 不祥事
これまでに読んだ池井戸さんの銀行物と大きな違いはない。なので最後には良いようになるんだろうな、と分って(想像ついて)はいても、舞の啖呵や「正義は勝つ」的な爽快感は好い。
読了日:04月13日 著者:池井戸 潤
黒龍江省から来た女 黒龍江省から来た女
随分あっさりサラッと読んじゃったな…。そんなにサラッとした事件じゃないはずなんだけどな…。
読了日:04月14日 著者:永瀬 隼介
ザ・ベストミステリーズ―推理小説年鑑〈2004〉 ザ・ベストミステリーズ―推理小説年鑑〈2004〉
読んだことあるものも多かったんだけど、色んな方の短編をこれだけまとめて読めるのは面白かった。横山さんのは『第三の時効』のシリーズってことで期待したけど、わりと好きだった。
読了日:04月17日 著者:
罪責 潜入捜査4 (ジョイ・ノベルス) 罪責 潜入捜査4 (ジョイ・ノベルス)
不法投棄はきっかけ(入口)でしかないんだな。第5弾が出てるのを知っているから、ドキドキやハラハラが弱まっちゃって。主人公の佐伯よりも平井弁護士にグッと来た。
読了日:04月18日 著者:今野 敏
ザ・ベストミステリーズ2007 (推理小説年鑑) ザ・ベストミステリーズ2007 (推理小説年鑑)
2004年版の次に2007年版。今回も残念ながら「大当たり!」はないかな…。でもやっぱり横山さんとか薬丸さんのは好きだ。他には不知火さんのも好きかな。菅さんのは、そこまで追い込まれた痛々しさもあるんだけど、想像するとちょっと怖い。
読了日:04月20日 著者:
テロリストのパラソル テロリストのパラソル
少々期待しすぎたかな…。面白かったんだけど。あんな会い方はしたくなかったろうな。偶然で一同(というかあの人)を公園に揃えるのは少々厳しかないだろうか。
読了日:04月21日 著者:藤原 伊織
ハング ハング
本当にこれでもかってくらい人が死ぬんだな。「そんなことのためにこんなこと…」って。津原はあの後どうなった(どうする)んだろう。続編もあるのかな。
読了日:04月22日 著者:誉田 哲也
審理炎上 審理炎上
終わり方が残念、などなどいくつか気になることもあったけど、一気に読むくらいには引き込まれた。水戸弁護士はあまり魅力的だとは思えない…。制裁的損害賠償法はあってもいいだろうに。
読了日:04月23日 著者:加茂 隆康
曳かれ者 曳かれ者
やっぱりこのシリーズとはあまり相性がよくないのかな…。面白くなりそうな気はするのに、集中力がプチプチ切れちゃって。
読了日:04月24日 著者:小杉 健治
てのひらの闇 てのひらの闇
風邪ひきの中年のおじさんなのになぜかカッコいい。想像してたハードボイルドとはちょっと違うテーマだったけど面白かった。
読了日:04月25日 著者:藤原 伊織
ザ・ベストミステリーズ2008 ザ・ベストミステリーズ2008
また本読んで泣いちゃったな…。その泣いちゃった黒田さんのとやっぱり薬丸さんのが好きだ。長岡さん、逢坂さん、田中さんのも結構好き。ここ何日かで続けて読んだこのシリーズ3冊の中で、1冊全体で考えるとこれが一番好き。
読了日:04月27日 著者:
夜になっても走り続けろ (ジョイ・ノベルス) 夜になっても走り続けろ (ジョイ・ノベルス)
嫌いってわけじゃないけど、特に語りたくなるポイントはない。中途半端な感じというかどっちつかずというか…。
読了日:04月28日 著者:倉阪 鬼一郎
ゼフィラム─ZEPHIRUM─ ゼフィラム─ZEPHIRUM─
楡さんだからってことで内容を詳しく確認せずに借りてきた。それがいけなかったのか。私には合わなかったらしい。驚くほど入ってこない、入ってけない。
読了日:04月29日 著者:楡 周平
忍者ルネッサンス! 忍者ルネッサンス!
読んでる間はそれなりに楽しい。おちこぼれのご先祖忍者も憎めないし。ただ、後々語りたくなる(感想として書きたくなる)ことはないかも…。
読了日:04月30日 著者:倉阪 鬼一郎

読書メーター

23冊か…。

やや少なめだろうか。


ザ・ベストミステリーズのシリーズ(3冊)に

それぞれ複数日ずつ掛かったからかな。


「~~けど」とか「わりと」とかのくっつかない、

素直に「面白かった!」って感想、

どうやら最近書いてないのかな…。


何故だ。


単にそう思える、相性バッチリ!なものに出会えてないだけなのか

それとも純粋に本を楽しむ精神的余裕がないせいなのか。


今月はそういう本に出会えますように。