2010年3月に読んだ本。 | 鈴と空のブログ

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読んだ本の紹介を簡単に。
あとは気になる人やニュースなんかについて思ったことを書こうかなと。
たまに真面目なことをかいたりもするかも。

3月の読書メーター
読んだ本の数:29冊
読んだページ数:9590ページ

堕天使殺人事件 堕天使殺人事件
どうもとっ散らかっちゃった感じが。派手な謎に期待はしてたんだけど。別々の人間の頭部・胴部・四肢を持つ花嫁衣裳の死体だとか、額を穿たれての大量殺人だとか。
読了日:03月02日 著者:二階堂 黎人,柴田 よしき,北森 鴻,篠田 真由美,村瀬 継弥,歌野 晶午,西澤 保彦,小森 健太朗,谺 健二,愛川 晶,芦辺 拓
追憶列車 (角川文庫) 追憶列車 (角川文庫)
『預け物』は読んだことあったな。「苦手だ」って先入観もあってか『お蝶ごろし』はやっぱりなかなか進まない。表題作が一番好き。特にラスト、あそこで終わるのが。
読了日:03月03日 著者:多島 斗志之
自殺同盟軍 自殺同盟軍
どうにも中途半端な感じがしてしまった…。死を望む気持ちにしても、生への希望にしても、どちらもグッと来ない。
読了日:03月04日 著者:鈴木 剛介
Dojo - 道場 Dojo - 道場
特別「好きだ!」って言いたく(語りたく)なるポイントはない。けど、キャラクターだとか全体の雰囲気だとかは好き。わりと短時間で読んじゃった。
読了日:03月05日 著者:永瀬 隼介
子犬のように、君を飼う (光文社文庫) 子犬のように、君を飼う (光文社文庫)
主人公である小説家と奥さんとの関係は必要だったのかな。その割にはどうにも中途半端な気がして。かと言って小説家とニマの関係も納得(理解できる)ってわけでもないんだけど。
読了日:03月06日 著者:大石 圭
殺気! 殺気!
話の内容は普通。けど、どうにもキャラクターに魅力を感じられなくて残念。特にましろ、誘拐犯を説得するシーンで急激に引いてしまったのはなぜだろう。
読了日:03月07日 著者:雫井脩介
わたしが愛した愚か者 Dojo-道場II (D〓j〓-道場 (2)) わたしが愛した愚か者 Dojo-道場II (D〓j〓-道場 (2))
『道場』の続編ってことで、印象も似た感じ。富永なんて実際にいたら付き合いたくないこと間違いないのに、なぜか憎めない。
読了日:03月08日 著者:永瀬 隼介
金融探偵 金融探偵
「金融探偵」という看板は挙げてるし、真実に迫る手段はお金の動きだったりするんだけど、そんなに「金融」の印象は強くない。少なくとも他の池井戸さんのほどは。角膜移植の話が好きだった。
読了日:03月09日 著者:池井戸 潤
ジウ〈2〉警視庁特殊急襲部隊 (C・NOVELS) ジウ〈2〉警視庁特殊急襲部隊 (C・NOVELS)
竹内の言うことの気持ち悪さがすごく強く残る。東と美咲の距離感の違和感、感じる回数はⅠよりも減ったけど、深くなった。なんやかんや言いながらもⅢも読まなきゃ仕方ない。
読了日:03月10日 著者:誉田 哲也
巡査の休日 巡査の休日
シリーズ第3弾、多分飛ばしちゃったな…。そのせいかな…。面白くないわけじゃなかったからいいんだけど。「同じ警官同士だ」ってのはカッコいい。
読了日:03月11日 著者:佐々木 譲
検事・沢木正夫 公訴取消し 検事・沢木正夫 公訴取消し
なるほど、そういうことか…、って真相がわかった後に溜息。正しかったとは思えない部分もあるんだけど、そこまでの想いというのも…。
読了日:03月12日 著者:小杉 健治
ギフト ギフト
犬の話では泣いちゃったし、姉弟の話は辛かった。でも好き。派遣社員の女性の話だけはちょっと異質か。好みとしてもこれだけ少々外れてた。
読了日:03月13日 著者:日明 恩
凍裂 凍裂
テーマは興味深い・面白いだけに何か惜しい!、そんな感じ。睦子が夫を刺した動機が判らないということにするなら、あの帯はダメじゃないかな…。
読了日:03月14日 著者:喜多 由布子
MIST(ミスト) MIST(ミスト)
具体的に何が気に入らないのかはわからない。けど、イマイチ好きだと思えない。
読了日:03月15日 著者:池井戸 潤
出生率0 (河出文庫) 出生率0 (河出文庫)
想像(期待)してたのとは随分違った。それでも好し!ってくらいに面白いと思えればよかったんだけど。
読了日:03月16日 著者:大石 圭
検事・沢木正夫 宿命 検事・沢木正夫 宿命
命がけで守りたかった秘密ってそういうことか…。その秘密を世間に曝すことが正しいのか。沢木の言うことも解るけど…。『公訴取消し』の事件では命をかけたあの彼の意を汲んでやったじゃないか!なんて。
読了日:03月16日 著者:小杉 健治
遊戯 遊戯
初めましての藤原さん。未完なのか…。残念だ。
読了日:03月17日 著者:藤原 伊織
武士道シックスティーン (文春文庫) 武士道シックスティーン (文春文庫)
わりと評判いいみたいだな…。だけど、イマイチ好きだと思えないんだよな…。香織がどうにも厭で。「必死に勝ちに拘る」というのはいいんだけど、そのやり方・言い方・考え方がどうも。まぁ、続きも読むけど。
読了日:03月18日 著者:誉田 哲也
中途採用捜査官 逃げるシンカー 中途採用捜査官 逃げるシンカー
野球にも韓流ドラマにもさほど興味は無いけど、それでも韓国と日本の違いという点ではそれなりに面白いと思う。ただ正直なところ、中途採用捜査官シリーズとしてはイマイチじゃなかろうか。
読了日:03月19日 著者:佐々木敏
シャイロックの子供たち シャイロックの子供たち
“失踪”が予想外の人で少し驚いて、でも「あぁ、でも失踪って…。そういうことか」と思って、さらに最後にまた少しビックリ。狛犬の話なんかは、銀行って大変なんだなとつくづく思う。
読了日:03月20日 著者:池井戸 潤
学び舎は血を招く メフィスト学園1 (講談社ノベルス) 学び舎は血を招く メフィスト学園1 (講談社ノベルス)
6編収録されてるうち、半数の3作が苦手。今までに読んだアンソロジーの中で一番ピンと来なかったかも…。
読了日:03月21日 著者:竹本 健治,楠木 誠一郎
残照 残照
この話に『残照」ってタイトルはいいな。やったこと・やろうとしたことが正しいかどうかは別として。あの2人が一緒にいるというのは少々「ん?」と思ったけど。
読了日:03月22日 著者:小杉 健治
ニライカナイの語り部―作家六波羅一輝の推理 (中公文庫) ニライカナイの語り部―作家六波羅一輝の推理 (中公文庫)
前作ほど“自動筆記”が気にならなかったな。ミステリ的な部分はサラッとサラッと。
読了日:03月23日 著者:鯨 統一郎
去りゆく者への祈り 去りゆく者への祈り
“マフィアにしかできない恋”という感じじゃないんじゃ…?と思ってたんだけど、最後に納得。我々の思う“恋”とは随分違うんだな。
読了日:03月24日 著者:永瀬 隼介
ドリームチャイルド (学研ホラーノベルズ) ドリームチャイルド (学研ホラーノベルズ)
解らんかった……。久しぶりに途中で脱落。
読了日:03月25日 著者:野崎 六助
雪が降る 雪が降る
『紅の樹』が好きだな…。他のも好きなんだけど、特にこれが好き。楽しい話じゃないし、「そういうことか!」ってことも無いんだけど、何だかこれが一番好き。
読了日:03月27日 著者:藤原 伊織
特命捜査 特命捜査
何と言おうかな…。色んなことをあれもこれも詰め込みすぎたんじゃなかろうか。そのほとんどは欠けると事件そのものの様相が変っちゃうわけだから不可欠ではあるんだろうけど、どうにも「詰め込みすぎ」な感じがして仕方ない。それだけ色々詰め込んであるのに驚きがさほどだから余計にそう感じるのか。
読了日:03月28日 著者:緒川 怜
変わる家族 変わる食卓―真実に破壊されるマーケティング常識 変わる家族 変わる食卓―真実に破壊されるマーケティング常識
日本中がここに出てくる食卓ばかりだとは思わないけど、よそ様のご飯の詳細を聞くことなんて普段ないから面白かった。小さな子どもを気に掛けながらの料理は大変だろうなと思う反面、さすがにその晩御飯は可哀相では…と思ってしまったりもする。
読了日:03月29日 著者:岩村 暢子
給食ファクトリー 給食ファクトリー
どうにも目が滑る。最後まで読めば面白くなるかと期待したんだけど、最後まで滑りっぱなし。キャラクターもブレてるように感じたのは私の読み方がいけないのか?
読了日:03月30日 著者:野崎 六助

読書メーター

29冊。


新しく読み始めた作家さんが3人もいたか。

その中のお1人は早くも脱落間近…?な感じだけど。