- 真夜中の五分前five minutes to tomorrow side-B/本多 孝好
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Side-Aのラストシーンから二年の歳月が流れ―――。
愛したのは誰?
信じられないのは自分?それとも君?
果てしなく愛おしい幕切れへ、時計の針は、廻る
「砂漠で毛布を売らないか」
IT企業の社長・野毛さんに誘われるまま会社を移った僕は、
バイトと二人きりの職場で新しく働き始める。
仕事は、客入りの悪い飲食店を生まれ変わらせること。
単なる偶然か実力か、僕の仕事はすぐに軌道に乗り、
業界では隠れた有名人となる。
ある日、本当に久しぶりに尾崎さんから電話が入った。
もう二度と会うまいと決めていたのに―――。
再会した尾崎さんは、「頼みがあるんだ」と、
信じられない話を切りだした。
『FINE DAYS』から一年七ヶ月、
待望久しい最新長編にして新たな代表作、ついに刊行!
――――― 帯より
個人的評価 : ★★★☆☆
Aよりは「五分」が効いてたかな、と思う。
ただ、Aよりも不思議な感じもする。
書かれてる内容が、ではなく
文章やら全体から受ける印象が。
ここからはA/Bに共通する感想。
なんだろうな。
面白くない・嫌いではないし
(A/Bそれぞれ短いこともあって)あっという間に読めちゃう。
登場人物たちの会話なんかはわりと面白いと思う部分もある。
だけど(なのに)、あまり強い印象が残らない。