生きる意味を問う感動長編!
「俺は大山雄大。職業は消防士だ。
消防士は、あんたと同じ人間だ。
あんたが火事で死ぬのなら、俺も火事で死ぬ」
老人世帯で連続する失火による火災。
住人は、“不運な偶然が重なって”焼死。
赤羽台出張所の若手消防士、大山雄大は
出火原因に疑問を持ちはじめていた。
……これは、放火自殺なのか…?
「何のために生きてるの?
なんかね、もう、判らなくなっちゃったんだ」
閉塞した世の中を雄大が救う!
――――― 帯より
個人的評価 : ★★★☆☆
4つ寄りの3つ。
面白くないわけじゃないんだけど、
『鎮火報』ほど気分が乗ってこないのはなんでだ。
って思ってたんだけど、
読書メーターで他の方の感想を見て納得。
「主張が多い」「説教くさい」。
あぁ、それか。って。
「面白くない」というのとはちょっと違うんだけど。
感動長編、という感じではなかった気がする。