先日不覚にも購入した腕時計のダイヤの数を数え間違えてしまった。

 

 

私自身としては、「疲れていたしー、老眼だしー、根気が続かないしー」と理由をいくつか思いつくことができるのであるが、実は間違えてしまったことに内心悔しかったのである。

 

チャンスがあればリベンジしたいと思っていたのであるが、そのチャンスが存外早く巡ってきたのである。

 

今回リベンジのために購入したのは、ピアス《ケリー・ガヴロッシュ》である。

 

 

見ての通りケリーバッグの留め具をモチーフとしており、くるっとひねる部分の有無が左右で異なるのがポイントである。

 

 

さて、いつものようにこのピアスのダイヤを数えることにしたのであるが、今回は数え直しはしないという制約を自分に課してみた。

 

これは途中での数え直しも対象であり、正真正銘一発勝負することにしたのである。

 

エルメスを愛する紳士としては、常に自分に対して厳しくあらねばならないのである。

 

結論から言うと無事にリベンジに成功したわけであるが、以前に投稿した以下の記事を覚えておられるだろうか。

 

 

要約すれば、アクセサリーは単品ではなくて同じシリーズをセットで買うべし!と義姉から言われたという内容であり、エルメスにおける私の座右の銘でもある。

 

その座右の銘に従ってこのピアスと一緒にリベンジのために買ったのがリング《ケリー・ガヴロッシュ》である。

 

別の記事にしようかとも思ったのであるが、どうせダイヤを数えるだけの内容になるのが分かりきっているので、もうこの記事の中で一緒に紹介してしまおうと考えた次第である。今少しお付き合いいただけると幸いである。

 

 

 

 

 

このリング、ぱっと見「どないなっとんねん」と言いたくなってしまう形状をしているが、着け心地は普通のリングと何ら変わらないらしい。(パートナー談)

 

ちっちゃなカデナはぶらぶら動き、その形状と相まってなかなかインパクトのあるリングではないだろうか。

 

さて、私にとっては着け心地よりも数え心地の方が気になるわけであるが、クロスしている部分が非常に数えにくそうであり、明らかにピアスより難易度が高そうである。

 

もちろん今回も数え直しなしの一発勝負である。

 

ルービックキューブを早く揃える競技者はスタートの前にその配置を確認して作戦を立てているようであるが、私も同じようにこのリングを手に取ってどこから数えた方がよいのか検討した次第である。

 

そして数え始めたのであるが、その結果は如何に?!

 

 

 

 

えぇ、また間違えましたとも。

 

やはりエルメスは手ごわい相手と言わざるを得ない。

 

しばらくはエルメスのジュエリーを買う予定はなく、ダイヤを数えることは当分ないと思うのだが、実はこのピアスとリングを購入した同じ日に、初めて別のハイブランドに手を出してしまったのである。

 

誰かに言い訳しているわけではないのであるが、私はエルメス一筋であり他のハイブランドは一切購入していなかったのである。

 

今回、魔が差してしまったと言えるかもしれないが、引き続きエルメスおじさんを目指して精進する所存である。

 

なお、その別のハイブランドの品は手元に来るのはもう少し先となり、機会があればご紹介するかもしれない。