危機と向かい合う力
近年の企業コンプライアンスの事例としてよく取り上げられるのが、
ジョンソン・エンド・ジョンソン社(以下J&J社)の「タイレノール事件」。
私も講演で一度聞いて、記憶に残っています。
それほどに印象的な話です。
こちらで詳しく経緯など取り上げられているので、
御覧ください。
その講演では、講師の方が一番最初にJ&J社の「我が信条 」のコピーを配布されました。
そのときの講師の方の言葉ですが、
「人間は危機的状況に陥ったとき、自分が楽な方に走ってしまう。
そうではなく、自分が正しいと思うことをしなければならない。」
この言葉は非常に印象に残っています。
危機的状況に出会ったとき、楽な方を考えてしまうのが人間の性。
そんな迷ったときに、自分の判断基準となるもの。それが理念なのだと思います。
それは企業であれ、一組織であれ、個人であれ、変わらないと思います。
私も自分個人の信条を書き留めています。
何かに迷ったとき、困難な状況に出会ったとき、それを読み返し、
そして自分の行動を決めています。
改めて、理念は自分に力を添えてくれるものだと実感しています。
そのきっかけを与えてくれたのは、J&J社でした。