昨日、子どもたちが自分たちで考えた新しい遊びをしていました。おもしろそうだったのでご報告します。こういうのがクリエイティブに遊ぶっていうことだと思います。


室内で子どもたちはキッチンタイマーで遊んでいました。時限爆弾に見立てて、この爆弾を爆発時刻まで押し付け合う鬼ごっこをしていました。ピピピとなった時に持っていた子がアウト!ただ、室内で走るのは、下階の歯医者さんに迷惑になるからやめてねと言ったら、外でやりたいというのです。


凛童舎では外遊びを奨励しているので、いいよということで外に出ることにしたのですが、公園は広すぎるていやだということで、子どもたちは、凛童舎の目の前の駐車場でやりたいというのです。


この8台の駐車場。まだ契約者がうちしかおらず、がらんとしています。


ならば良いかと許しました。


はじめは爆弾鬼ごっこをしていたのですが、飽きたらしく、子どもたちは、爆弾処理班ゲームに切り替えたのです。


つまり、キッチンタイマーを時限爆弾に見立てて、ほかの子が隠したこの時限爆弾を爆発時刻までに見つけるという、宝探しに時間制限を設けたようなゲーム。


これが、探し切れずに思わぬところからピピピの聞こえてきたときの驚きや悔しさが、ただの宝探しと違って面白いのです。


途中で、子どもたちが私に「隠して!」と言ってきたので、私は駐車場に落ちていた竹ぼうきの刷毛の部分にキッチンタイマーを押し込んで隠しました。子どもたち全員でこれを探しました。


子どもたちは、その竹ぼうきを使って、落ちている落ち葉をどけたりして探しましたが、その使っている竹ぼうきそのものに隠してあるとはついにタイムリミットまで気づくことができませんでした。


それを知った時の子どもたちは、相当悔しそうでした。(笑)


でも、これで、そういう手もあると、子どもたちの思考のフレームを広げてやれたのではないかと思います。とても意義のある遊びになったと思いました。


凛童舎ではこういう風に、子どもたちには「どうすれば楽しいか」「何が可能か」をどんどん自分たちで考える癖をつけてもらいたいなと思っています。