取りに行くこと | 順大陸上部混成ブロックコーチ林田章紀のブログ
陸上十種競技コーチの林田章紀です。

自分の競技力向上の近道をするためには
周りの人やモノを活用することは
必要なことだと僕は思っています。


例えば、コーチに教えてもらうことも
その一つだと思います。

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「見てもらって良いですか?」
「今の動きどうでしたか?」
「こういう動きをしたいのですが、どういう意識を持てば良いですか?」

などの依頼や質問をすると
コーチに見てもらう時間が増えます。


基本的に指導の質というのは
1対1より1対10の方が薄まります。
なぜなら物理的に関わる時間が減るからです。


1人対しては60分使える時間も
10人対しては6分になります。
(平等にした場合)

10人の中の1人に60分の時間を割く
コーチはなかなかいないと思います。


しかし、
選手からコーチへ
主体的なアプローチがあると
必然的にコーチは時間をコミットします。

逆に、
コーチから選手への
アプローチを待っている状態では
コミットしてもらえるとは限りません。



結局のところ何が言いたいかというと・・・
選手の主体的な姿勢は
競技力の向上につながるということです。

特に「取りに行く、奪いに行く姿勢」が
大事だと僕は思います。

例えば、
好きな歌手のライブチケットを取るために
ファンクラブに入ったりCDを買ったりと
自分から行動して掴み取りに行きますよね?

食べたいものがあったら、
食べものがあるお店に食べに行きますよね?

好きなアーティストのライブチケットが
たまたま誰かにもらえたり

食べたいものが帰ったら用意されてたり

そんなことってほとんどないですよね?


自分が強くなりたいと思うなら
強くなるために必要なものは
取り」に行かないといけないと思います。


たまたまの奇跡で強くなることなんて
ほとんどありません。

結局は自ら主体的に行動していかない限り
自分の得たいものは得られないと思います。


取りに行くこと」大事です。





コーチングは選手の主体性を引き出す

「取り行ける」選手を育成することが
僕の最大のテーマであり、永遠のテーマです。笑

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